○魂様々な物語(お姫さま物語)ぱーとつぅー (ページ7)

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転生の姫物語(７) ページ7

神楽「ご、ごめんアル…」

A『あんたたちから見れば…私はさぞ滑稽なんだろうね…』

神楽「そ、そんなこと思って…」

A『あんたたちは親に愛されて…喧嘩して泣いたりして…私とは全然違うのに…』

神楽「でも！少しでも愛されることはあるはずネ!!」

A『私の事を知らないくせに…私は誰にも見てもらえなかった!!私は家族なんて元から無かったんだ！私は、ただの支配の道具としか利用されなかった！人間として扱ってくれなかった』

神楽「なら、私達が…」

A『私から見れば…貴方達は嫌味しかないんだよ！近づかないでよ！』

神楽「嫌アル!!Aの顔は寂しがってるネ!!」

A『そんなの知らない!!私は家族が嫌い！周りの人が嫌い！寂しいなんて思わないし思えない!!あんたたち見たいに笑えない！』

神楽「Aは自分の気持ちに素直になるアルよ！」

A『…煩い!!お前らなんて消えろ！』

ﾋﾞﾘﾋﾞﾘﾋﾞﾘｯ

神楽「っ痛!!」

A『っ！』

サフィ「何の音？…神楽さん！」

母「なんて傷なの!!」

父「A！雇った者になんて事を…」

A『っ…』

神楽「違うアル!!Aは…」

母「貴方の行動にはあきれました」

父「一週間、部屋に居なさい、食べ物や飲み物は召し使いの者に運ばせます」

A『…』

「やっぱり化け物は怖いわねぇ」

「とうとう人に危害を加えたわぁ」

ﾎﾞｿﾎﾞｿｯ…