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お姫さま物語(12) ページ12

A『…今の王家はね…偽物なんだ』

近藤「なら!」

A『あいつらは…元は盗賊なんだ、本当の王家一族は…私だけなの』

土方「だから、お前だけ髪の色が違うのか」

A『でも、本当の家族の方でも私は異質なんだ、皆は産まれて、20年でフェンリルの力を持てる…何故なら、能力は脳への情報量が多いから、幼児では耐えられないから』

銀時「お前は?」

A『私は…生まれた時の姿は…白狼だったんだ…一歳になって人間の姿になったんだ…他の人は黒に金白のメッシュの髪になるんだけど、私は金白の髪…皆は私の能力をおそれた』

神楽「でも、皆は同じ能力じゃないアルか?」

A『うん、バラバラだよ…私は、予知、動対視力向上、雷電操作を使える…』

近藤「すごいな」

A『これは良いとして…あいつらはある日、私達の城に侵入し…私の家族を殺した…"私の目の前で"』

新八「ですが、王達は気づいて無いですよね」

A『それはね、私は…無意識に記憶操作をしてしまったんだ…気づかなかったけど、記憶操作の能力をもっていたんだ』

近藤「これで王達は捕まえれるな」

A『うん…あいつらの本当の名はフィックネラ・マリアーノ家だから』

土方「そういえば、日記にハティスコル・ニコサス・マーガルムって奴のがあったが知ってるか?」

A『…私の…お父さん…』

近藤「いるか?日記」

A『うん』

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作者名:自然の死神・トトロ | 作成日時:2017年8月11日 8時

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