【原神】逃亡先は異世界だった【ヒロアカ】 (ページ20)

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捕獲ページ20

ｵｰﾙﾏｲﾄ「よし、最後はKチーム！！」
　「ミハエラ少女はどっちが良い？」

『敵(ヴィラン)』

ｵｰﾙﾏｲﾄ「それじゃあ、ヒーロー役のチームを決めるぞ！！」

オールマイトは抽選箱に手を突っ込んだ。
そして、手に持っていたのは、Bチームのボールだった。

ｵｰﾙﾏｲﾄ「Kチームと戦うのはBチームだ！！」

『Bチーム…焦凍達やね。』

轟「宜しく頼む。」

ミハエラ達は移動してそれぞれ位置についた。

ミハエラside

位置についてすぐ訓練が始まった。
確か、焦凍の個性は氷と炎やったなぁ。
相方くんは…握力系やろか？

『……来る！』

と、何かの気配を察した瞬間、建物が氷で包まれた。
Iチーム…やっけ、と戦ってた時と同じ戦法やろか。
作戦を練っていると、私がいる部屋まで二人はやってきた。

轟「…意外と平気そうだな。」

『寒い場所は慣れとるからなぁ。』

防寒着無しでスネージナヤ行ってた寒さ耐性舐めんなよ！

『すぐ終わらせるんは楽しないからなぁ、すこーし付き合ってもらおか。』

轟「…っ！」

即座に腰から鉄の棒を抜き取り、構える。
焦凍に向かって駆け出し、棒を横に振るが腕でガードされる。
が、素早く腹を突く。
速さに間に合わなかった焦凍は腹を抑えながら、跪いていた。

『んー、物足りんけどここまでにしよか。』

焦凍を布で巻き付けた後、外で待機しとった相方くんを捕獲した。

『はい、終了。』

私はそそくさと、モニター室へ戻った。
戻った後、オールマイトはん達に感想とか言われたけど、あんま聞いてへんかったわ。

放課後＿＿

轟「ミハエラ。」

轟は、帰る支度をしているミハエラに話しかけた。

『どしたん？』

轟「これから…暇か？」

『暇やけど』

轟「なら、一緒に帰らないか？」

轟は、堂々とそう言った。
此処は教室、そして今は放課後で他のクラスメイトもいる。
轟の発言を聞いてその場にいたクラスメイトは少しざわついた。

峰田「お前ら付き合ってんのか！？」

切島「こんな短期間で恋仲に…まさか！」

葉隠「雄英に入学する前から付き合ってたんだよ！！」

耳郎「とんでもないビッグカップル…」

勝手に話が盛り上がっていくことにミハエラは混乱した。
確かに璃月でも鍾離とは恋人だなんだと言われたが、それは鍾離が言いふらしていたからだ。
ミハエラが何も言えずにいると、轟が制止した。