【原神】逃亡先は異世界だった【ヒロアカ】 (ページ17)

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合理的虚偽ページ17

『緑谷少年が気になるん？』

ｵｰﾙﾏｲﾄ「…どうしてだい？」

オールマイトは図星を突かれたような顔をして問う。
“強者の勘”だと答えるミハエラに“好きだねソレ”とオールマイトは苦笑した。

ｵｰﾙﾏｲﾄ「戻った方が良いんじゃないかい？」

『そうやね、じゃ。』

と、戻っていると、緑谷が個性を使ってボールを投げていた。
緑谷が相澤に何か言っている。
ミハエラは相澤が何と答えたかはわからなかったが、楽しそうな顔をしているのは分かった。
そんな緑谷に爆豪はブチギレ、掴み掛かろうとするが、ミハエラが麻痺魔法、相澤が捕縛布を使い、捕まえた。

相澤「何度も“個性”使わすなよ…。俺はドライアイなんだ…！」

((((“個性”すごいのにもったいない！！))))

相澤「それとエクラピア。今個性使ったな。」

『公安から許可もろとるし、いつ使ってもええやろ。』

“公安”と言う単語を聞いた皆は驚いた。

相澤「朝遅れたのはそれか。あと、そんなに易々と公安の名前出すなよ。」

『そーそー。朝から会長に呼ばれてなぁ。』

平然と会話を進める二人に驚きが隠せない生徒たちを他所に、相澤は他の種目を終わらせた。

相澤「んじゃ、パパッと結果発表。」

　「トータルは単純に各種目の評点を合計した数だ。口頭で説明すんのは時間の問題なので、一括開示する。」

　「ちなみに除籍はウソな。」

「「「！？」」」

相澤「君らの最大限を引き出す合理的虚偽。」

相澤の爆弾発言に皆が驚愕する。

八百万「あんなのウソに決まってるじゃない…ちょっと考えればわかりますわ…」

『えーおもんな。』

と言いながら、順位表を見る。
結果は堂々の一位だった。
着替え終わり教室へ入ると、順位表にあった一人の名前を思い出した。

『轟焦凍って…。』

轟「呼んだか？」

そう言ってミハエラの隣に立った彼は、見た事のある紅白の髪色をしていた。