【原神】逃亡先は異世界だった【ヒロアカ】 (ページ11)

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試験ページ11

教師三人ととある部屋に入る。
中には様々なヒーローが座って待機していた。

ｵｰﾙﾏｲﾄ「久しぶりだね、ミハエラ少女！」

『少女…』

ｵｰﾙﾏｲﾄ「おや、君は少年なのかい？」

相澤「(そう言う事じゃないだろ。)」

根津「さぁ、此処に座ってくれ。」

根津がそう言った席はオールマイトの隣。
ミハエラが座るとオールマイトが色々話しかけた。

相澤「オールマイト、そろそろ始まるんで静かにしてください。」

オールマイト「あぁ…ごめんね。」

申し訳なさそうにする大男にミハエラは思わず笑いそうになった。
笑いを堪えていると、試験が始まった。
試験内容は、街の様な試験場で各ポイントが付けられたロボットを倒すというもの。

オールマイト「ミハエラ少女はどの子が気になる？」

彼にそう言われ、ミハエラがモニターを見ていると、丁度今朝話した爆豪勝己が映っていた。

『強いて言うなら、あの爆発しとる子やろか。』

オールマイト「確か…爆豪少年だったかな。ミハエラ少女は、面識があるよね。」

＜あのクソ白女ブッ〇してやる！！！！！＞

オールマイト「白女…ミハエラ少女の事かな。」

『え』

変な渾名を付けられて不服なミハエラだったが、次の瞬間、とあるモニターに目が移った。
そのモニターに映し出されていたのは、爆豪と同様、彼女が助けていた彼だった。

『あれ…あの子も受けてたんやなぁ。』

相澤「まだ1ポイントも取っていない…一体何をしているんだ。」

相澤がそう言うと、オールマイトは固唾を飲んだ。
ミハエラはそれが気になったが、相澤に話しかけた。

『あの子…合格するかもなぁ。』

相澤「なぜそう思う？」

『強者の勘？』

相澤「はぁ…そういうのは合理性に欠ける。」

すると、緑髪の少年は0ポイントのロボットに突っ走って行き、ワンパンチで倒した。

『ほぇー、良い個性やなぁ。』

『でも、０ポイント…ヒーロー社会っちゅうんは残酷やなぁ。』

根津「そんな子のために、レスキューポイントと言う制度があるんだ！」

レスキューポイントと言うのは、ヴィランポイントとは違い、他の参加者を助けることで獲得できるポイントの事のようだ。

根津「ではそろそろ、君の個性を見せてもらおうか！」