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61人目の吸血鬼 ページ5

授業中__

『………♪』

モブ「イシュタールが上機嫌だ…。」

モブ「あんなにご機嫌なの使い魔召喚の時以来じゃないか?」

バラム先生の授業を受けていると、内容は人間の話変わった。
角や羽の話になり、先生が入間の背中をさわると、羽が無かったのか慌てて入間を抱えて教室を出て行った。


数分後__

モブ「おい…先生帰ってこないぞ。」

モブ「誰か呼びにいくか…?」

モブ「え、でも誰が行く…?」

モブ「なぁ…………イシュタール…」

『…?』

モブ「(あ、圧が……)あ、あの、バラム先生と、仲が良さそう、だった、から…」

『呼びに行ってほしい、と?』

モブ「そ、そう…デス」

『分かった、行くとしよう。』

入間が心配じゃからの…護衛として。(今思い出した。)


職員室___

モモノキ「バラム先生?さっき職員室を出て行ったけれど。」

『すれ違いか…分かった、ありがとう。』


準備室___

『バラム先生、おるか_「もっと自覚を持ちなさい!!」……』

イルマ「あ…ミルタ…」

バラム「あ…今の話どこから聞いてた!?」

『もっと自覚を持ちなさいからじゃ。』

バラム「良かった…」

『何が良いのかわからんが、バラム先生も入間の正体が分かったみたいじゃな。』

バラム先生は、私の発言を聞いて目を大きく見開いて、私に近づいてきた。


バラム「!?…ミルタちゃん、知ってたの?」

『嗚呼。何なら爺様も知っている。』

バラム「えっ!?どうして?」

『サリバンから入間の護衛を頼まれてのう。私ら吸血鬼は、誰の血も飲まぬよう抑制薬を飲んでいる。じゃから、入間を襲うこともないんじゃよ。』

バラム「成程…。吸血鬼は悪魔の血も同族の血も飲むことは知っていたけれど、まさかそれを抑制する薬まであるとは…。」

『ふふっ、よければ他の事も教えてやろうかえ。』

バラム「良いのかい!?ぜひ聞きたいなぁ。」

よしよし。これで、入間の説教は無くなりそうじゃな。

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こころ - ジャズ最高……(遺言) (2月12日 9時) (レス) @page10 id: c43eafab12 (このIDを非表示/違反報告)
るみえる(プロフ) - 瑠歌さん» コメントありがとうございます☺️見つけていただけて嬉しいです!リクエスト了解しました!👍🏻 (2023年3月9日 10時) (レス) id: d69e48a8e3 (このIDを非表示/違反報告)
瑠歌 - 初コメ失礼します!昨日見つけて、すごく面白かったです!リクエストなんですが、夢主が問題児クラスの前で入間の血を吸って欲しいです!お願いします!更新がんばってください! (2023年2月25日 17時) (レス) @page1 id: 4793296ced (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:るみえる | 作成日時:2023年2月16日 22時

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