9人の吸血鬼 ページ12
ミルタside
「い、良いから！アズくん、大丈夫だからあああ！？」
「そうですか…イルマ様そう仰るなら…」
イルマは目立つ事が嫌いなんじゃのう…
「道が開きました！では、参りましょう！」
「う、うん…！」
『お、此処みたいじゃのう。』
私達が教室へ着くと、中から楽しそうな叫び声が聞こえた。
「ん？」
「何やら中が騒がしい…！」
すると、教室の中から緑色の何かが出てきた。
「だ、大丈夫…？」
「…ストラーイク！あはは！」
『わっ、何じゃ何じゃ？』
「女の子…？あの…」
「いけません、イルマ様！話しかけては…！」
「ん？」
「あたしクララ！右足がコナーで左足がモーフー！使い魔はファルファル！
あんねえ！教材取ろうとしたの！でも勢い余って突っ込んじゃった！
あ、飴ちゃんあげる〜！物が積んであると〜！ドカーンって飛びたくならない？なるよね！
もう1回やるから見てて見てて〜！」
『これがマシンガントークというやつか…』
「そ、そうみたいだな。」
彼女は、話が終わった後イルマにもう一度見せる為に崩した段ボールを直していた。
「こらこら、詰むな詰むな〜！」
「ん？」
「ウァラク・クララ。かなりの変人と有名です。」
「え？」
『懐かれたら面倒じゃから、誰も近づきたがらないのじゃよ。』
「あ、イルマくんとそれからアスモデウスくんだったね。」
「「？？」」
「イルマ、アスモデウス…！」
「後は任せた！
あ、それからミルタさんはバラム先生が呼んでるみたいだから行ってね！」
「ミルタ…！」
ほう、バラム先生が…
『承知した。』
そして、先生は私以外の3人を浮かせて何処かに運んだ。
さて、行くとするかのう。
『バラム先生おるかの〜』
「あ、ミルタちゃん。いらっしゃい、魔茶を入れてくるから待っててね。」
『嗚呼、感謝する。』
「ミルタちゃん、使い魔召喚であのフェンリルを召喚したんだってね！
その…見せてくれる事は可能かな？」
『嗚呼、構わんぞ！』
指を噛み切って、フェンリルを召喚した。
「これが…。流石だね、ミルタちゃん！」
『ふふん、そうじゃろそうじゃろ〜！』
先生が撫でながら褒めてくれる。
褒められるのと、撫でられるのは気分が良いのう…♪
「そういえば、ミルタちゃんは吸血鬼だったよね？
僕吸血鬼と話すの君のお爺さん以外居なくて、色々聞きたい事があるんだけど…」
『嗚呼、何でも聞いとくれ！』
バラムのミルタへの質問タイムが始まった
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乃愛(プロフ) - バラム先生優しいのに…見た目だけで怖がられるのってなんか嫌だな〜って思います！この小説って落ちってありますか？できたらですが愛されエンドが見たいです()無理ならすみません (2023年3月15日 18時) (
レス) @page8 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します！魔入間いいですよね！キャラたちかっこいいしかわいいので！逆ハー大好きなので嬉しいです！ (2023年3月15日 18時) (レス) @page5 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
るみえる(プロフ) - ユノンさん» 続編もあるので是非読んでみてください😊 (2022年10月15日 19時) (レス) id: 0386e50726 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続きが気になる (2022年10月11日 16時) (レス) @page23 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
かいだ(プロフ) - 黒紫陽花さん» コメントありがとうございます~では、黒紫陽花さんのリクエスト通りジャズくんオチでいかせて頂こうと思います。これからも応援よろしくお願いします…♪ (2021年12月7日 16時) (レス) id: 1e58a39356 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るみえる | 作成日時：2021年6月26日 10時
