ハマの便利屋､参上!!!【MTC】

お仕置き，小さじ1杯分 ページ21

その後､銃兎さんの登場により､無事署まで連行された私達は､少しだけ事情聴取を受け､銃兎さんの魔法の力(?)によってすぐに解放された

銃｢すごい猫かぶりでしたね､A?｣

『あの手はよく使うんです｡背が低いし童顔なんで実年齢より若く見られることが多くて』

銃兎さんは少し機嫌が悪そうだ

…こんな時間に呼び出したせいよな…

左｢Aが俺様とおそろいだった事がそんなに羨ましかったか｣

ここで左馬刻の追撃

そういう根も葉もないこと言うけー銃兎さんと喧嘩になるんじゃん…

銃｢違ぇよ!!…それより､こんな夜中に呼び出しやがって…俺も暇じゃねぇんだよ!分かるか!?今回はAがいたから来てやったが､次は絶ッ対来ねぇからな!!｣

左｢あ"ぁ!?俺様がてめぇに連絡してやったおかげで今回のことはお前の手柄になったんだろうが!!｣

ほらー…

『…本当にご迷惑おかけしました…｡銃兎さん､お疲れ様です』

銃｢…あぁ…いえ､Aもこのバカの相手お疲れ様です｣

左｢誰がバカだと!!?このクソうさぎ!!!｣

また喧嘩が始まりそうになった所で左馬刻の電話が鳴る
電話の相手は火貂退紅さん

左｢…呼び出されたから先帰る｡銃兎､Aの事頼んだ｡A､謝礼はまた今度でいいか?｣

『いいよ!』

元々スタンバイしていたのか､すぐに黒塗りの車が左馬刻の前に止まり､私の頭をひと撫でして左馬刻は帰って行った




ーーーーー




『じゃ､私もこれで…』

左馬刻が帰ったあと､そそくさと帰ろうとしていたA
それを俺が見逃すはずもなく､すぐにとっ捕まえて車の中に放り込んだ

銃｢ご自宅まで送っていきますよ｡夜道は危ないですから｡それに､まさか昨日のことを忘れたわけではありませんよね?｣

『…あー…なんでしたっけねぇ?』

銃｢しらばっくれても無駄ですよ｡警察官に嘘をついたことを忘れてしまうなんて､随分と悪い子ですねぇ…?そんな人は私直々にしょっぴいてやります｣

『ぉお…ぶ…豚箱だけはご勘弁を…』

わざと手錠を見せると､Aはめちゃくちゃ焦りながらそっと俺の手を元あった場所に戻してきた

…ぅあ"ー…っ…｡手ちっせぇ…
この可愛さは疲れた心身に効く…

俺はAの可愛さをめいっぱい堪能したあと､手錠をしまった

銃｢ふふっ､いい反応が見れたので､昨日分のお仕置きはこれくらいにしておきましょう｣

本当はもう少しいじめてやりたかったけど､左馬刻が面倒くさそうだったから今回はやめることにした

ハーフってそうなん…?→←全俺様が歓喜した

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