ハマの便利屋､参上!!!【MTC】

プロ級のしじみ汁 ページ15

『んー!!美味しい!』

銃｢は〜｡理鶯のしじみ汁は優しい味がしますねぇ｡とっても美味しいです｣

左｢あ"ーっ､うめぇ｡流石理鶯｣

理｢それはよかった｡おかわりもあるぞ｣

理鶯の料理､食材がまともなら最高にうめぇんだよなぁ…
いや､ゲテモノの時も味は大丈夫なんだけどよ､見た目がアレすぎてちょっと受け付けねぇんだわ…
銃兎なんかゲテモノが無理だからいっつも瀕死状態だし

そうだ､昨日理鶯が持って来てたツマミっつーのはイノシシ肉のジャーキーでな､これがまた美味いのなんの

虫じゃなくてほんとによかったぜ…

Aが寝落ちした後も俺と銃兎と理鶯は朝までずっと飲んでいた
こいつらとチーム組んでから朝まで飲み明かすことが増えたな

『理鶯くんおかわり!』

左｢あ?昨日は"毒島さん"だったのに､もう素面でも名前で呼ぶようになったのかよ｣

昨日は酔って理鶯くん､理鶯くん…って…
すっかり理鶯に懐いちまったな

『ちょっと理鶯くんが可愛すぎて…｡』

いや､お前もな

てか､可愛すぎてって…

左｢その可愛い理鶯がお前を起こしに行った時､お前は喉元にスタンガン突きつけてたけどな｣

『げっ､見とったん…｡あれはほんと申し訳ない…!』

理鶯が嬉しそーな顔してAを起こしに行くって言うもんだからよ､一応と思ってついて行ったらAは案の定やりやがった

俺も最初やられた時はまじでビビったぜ…

でも､なんか少し楽しそうな､感心したような顔してたな理鶯(あいつ)は

左｢なんか楽しそうだったし､いいんじゃねぇの?｣

Aを安心させようと頭を撫でると､おたまとしじみ汁の入った茶碗を持った理鶯が来た
丈が微妙に足りてねぇエプロンまでちゃんとしてるところとか､いいと思うぜ

理｢む､左馬刻にはバレてしまっていたか｡ふふっ､あそこまで見事に不意を突かれたのは久しぶりだったのでね｣

やっぱり嬉しそうなツラしてやがる…

理｢…話はそれるのだが､A､このような男だらけの場所で左馬刻のアロハはどうかと思うぞ｡上から見ると下着と素肌が丸見えだ｣

銃｢えぇ､理鶯の言う通りですよ?左馬刻はご満悦のようですが､こちらからしてみれば普通にやばい光景です｣

理鶯から目線をそらしながらしじみ汁を受け取るA

まぁ､俺様ン所に泊まるんならその服はルールだもんな

お前が最初に泊まった時､着替えねぇから帰るって聞かなかったから､こうなっちまったもんな

アロハでアウトローなteenager→←おはようのスタンガンと､改めまして

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す