テニプリ 仁王家の双子！！

４３　　デート・・なのかのう？ ページ43

雅「ふぁぁ〜ぁ」

あー、眠い・・眠いぜよ。サボろうかのぅ・・
なんて考えながら、廊下を歩く。今は昼休み終了時間の5分前であり、今日も屋上で食べていたのだが、トイレに行くために一足先に雅は抜けていた。今日もいつもどおり、女子生徒の視線が痛い。雅治似の顔だから、男子より女子にモテるんだよなぁー・・

雅(暑い・・。早く冬にならんかのう。あ、でも寒いのもやじゃ)

なんて考えながら廊下の角を曲がったとき、

ドン！
雅「わっ！」
寿「おっと！」

毛利先輩とぶつかってしまった。尻餅つきそうになったが、毛利先輩が手首を掴んでくれたおかげで大丈夫だった

寿「すまんなぁ」
雅「こっちこそ、すまんな」
寿「それにしても、喋るの久しぶりやな！」
雅「そうじゃな」

今日も相変わらず明るい笑顔浮かべとるのぅ・・
そう思って毛利先輩を見ていると、毛利先輩が何か思いついたのか、ポン！と手を叩いた。そして俺の手を握り、歩き出す。・・・はぁ？

雅「どこ行くつもりじゃ」
寿「いやぁ、今頃暑いやろ？ちょっと学校抜けようや。デートや、デート♪」
雅「どこ行くつもりじゃと、聞いちょるんじゃけど」
寿「喫茶店♪カキ氷食べに行こうや」
雅「はぁ？」

手を離そうとしても、がっちり握られているせいで離してくれない。ましてや、頼んだところで離してくれないだろう、この男は
ため息をつきつつ、仕方なく俺は毛利先輩と一緒に学校を抜け出した

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ラッキーカラー

あずきいろ

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