テニプリ 仁王家の双子！！

４１　　月刊プロテニス ページ41

雅「へぇ・・」

俺が今、読んでいるのは月刊プロテニスという、テニス専用雑誌
時々買い忘れるけど、ほとんど毎月買っている。で、話を戻すが・・俺が今開いているページには懐かしい人物が載っていた

雅「一年で部長の座を奪い取った・・か」

それは、跡部景吾。やはり彼は主要キャラだったらしく、全国区の学校のテニス部に入部しているらしい。しかも、一年なのに生徒会長の座と部長の座を奪い取った・・。すごすぎ・・
さすが、二次元だった世界

仁「ん？跡部景吾・・・？」
雅「あ、ハル」

読んでいると、後ろから雅治が覗き込んできた
すると、何かを思い出したのか手をポン！と叩くと、俺の肩を掴んで顔を近づけてきた。・・・え？俺、なんかしたっけ・・？

仁「雅」
雅「ん？」
仁「お前さん、跡部と知り合いじゃったんか？」
雅「？そうじゃけど？」
仁「いつ！？どこで知りあったんじゃ！？」
雅「え、に、二年前にイギリス行ったときじゃけど・・。どうしてじゃ？」
仁「それがのぅ・・」

雅治の話によると、大会で跡部と出会い、俺に間違えられたようだ
へぇ・・、眼力持ってるあいつが人を間違えることもあるんじゃな・・・

仁「イギリスって、いつ出会うたん？」
雅「んー？一人で散歩行ったときじゃよ。人にぶつかってカラコンがずれてのぅ・・。痛くって涙流しながらカラコン取りよったら、人に声かけられてな。それが跡部じゃったんじゃよ」
仁「ふーん」
雅「跡部はいい奴ぜよ」
仁「・・ピヨッ」
雅「？」

なんで今、その仁王語を使ったんじゃ？・・・まぁ、ええか

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