テニプリ 仁王家の双子！！

４　　厄介じゃ ページ4

雅「いっ！」
仁「っ、少し我慢しんしゃい」
雅「わ、わかっとる」

俺たちは今、小学３年生になっていた。これまで転勤を何度繰り返したことか・・・

俺は一度、インターネットで一卵性双生児を調べたことがある。そこには、面白い事が書かれていた
【一卵性双生児の身体能力や学力の類似性は高い】
だ。俺は『テニスの王子様』は全然知らないが、次元違いの反射神経や運動神経なのは聞いていた。だから、仁王雅治の双子の俺も・・運動神経などは高いんじゃないかと予測しとった

そしてその予測は、合っていた。俺たちはお互い運動神経がいい
勉強も俺は高校行ってたから、できる。じゃから、雅治のわからん所は俺が説明したりで雅治も頭は良い

で、ある事が起きた
それは・・・【いじめ】

幼い子供は自分と違う子を避けるし、嫌う。俺たちは外見も違うし、自分で言うのもなんじゃが容姿も良いし、成績も運動も良い。じゃから、いじめられた
俺はいつも雅治を庇っていた。じゃって・・この世界の雅治ヘタレなんじゃもん。すぐ泣くしなぁ・・

仁「ん、できたぜよ！」
雅「ありがとさん」

俺はそのお陰で、怪我をすることが多い。といっても、掠り傷とかこけたときにできる傷ぐらいだ。それでいつも雅治が怪我の手当てをしてくれる。お陰で、雅治は手当てが上手じゃ

頭を撫でてやれば、抱きついてきた

仁「雅、大好きじゃ！」
雅「！俺も」

結構俺たちはシスコンだしブラコン。だって、こんなに可愛いし俺の片割れなんじゃもん

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ラッキーカラー

あずきいろ

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