テニプリ 仁王家の双子！！

１８　　中学一年生編　　入学式 ページ18

雅「おはよ、ハル」
仁「おはようさん」

二人で挨拶しながら、俺は冷蔵庫から野菜ジュースを取り出し、飲む
俺たち二人は結構な少食だ。朝ごはんを抜いても、気にしない。だから朝ごはんは作らないと決めた。
朝は弱いしのう、俺ら。朝早く起きるなんて、無理じゃ

雅治も野菜ジュースを飲んでいるのを見ながら、俺は一旦部屋に戻る
制服に着替え、鞄を持って下に下りる。下に下りれば、雅治は船をこいでいた

雅「はぁ・・」
ペシッ
仁「はっ！」
雅「ほら、着替えてきんしゃい。置いて行くぜよ？」
仁「！急ぐけん、待っとって！」

そう言って、小走りで出て行った雅治。あー、可愛い
俺は洗面所でカラコンを入れて、玄関にゆっくりと向かう。そうすれば、雅治がやってきた

雅「ん、行くか」
仁「おん」

鍵をして、町を歩く。まだ少し、朝は肌寒い
ポケットに両手を入れていると、雅治もポケットに両手を突っ込んでいた。それを見て、クスリと笑う

仁「？どうしたんじゃ？」
雅「いや、やっぱり双子じゃなと思うてな」
仁「？」

首を傾げる雅治を見ながら、歩く。会話をしながら歩いていると、同じ制服を着た子が増えてきた。あー・・視線が痛い

仁「ボソッ)視線が痛いナリ」
雅「ボソッ)同感」

学校にはちゃんと、目も髪も申請書を出しとる。じゃから、言われはせん。母というイギリス人もおるし
俺は欠伸をしながら、これからの学校生活を想像するのだった

１９　　クラス→←１７　　はぁ！？

ラッキーカラー

あずきいろ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す