2 転生する前 ページ2
今日も俺はいつも通りに学校に通って、昼休みは友達と受験勉強して、放課後に少しだけ部活に顔出したりしてた
帰り道、幼馴染で家が隣同士のオタクな友達の話を今日も聞きながら、帰ってた
「ね!かっこいいと思わない?」
「・・誰だ、これ。髪すごいな、跳ねまくってる」
「仁王雅治だって!!私、彼が一番好きなんだー!!」
と、それから仁王雅治の魅了についてマシンガントーク。でもさ、それを一つも聞き逃さずに真面目に聞いてる俺って、友達思いで偉いと思うんだ
ていうか、鼻息荒いよ。マジで。顔近づけないでー
「魅力についてわかったかな?ワトソン君」
「なんで俺がワトソン君なんだよ」
「で、わかった?」
「あーはいはい、わかったよ」
「・・・本当に?」
「うん」
「ふぅん」
あー、疑われてるよ・・
そんな感じで話してた。今日は雨で道路には色とりどりの傘が広がってた。雨の日って、暗くなるよなー
「でさー」
「うん(あれ・・?)」
相槌を打ったとき、目の端に移ったのは・・・
「っ危ない!!!」
ドン!!
「うぇ!?」
キキィィーーーー!!! ドン!!
「!!!!」
俺たちのほうに突っ込んできた車だった。俺は幼馴染を突き飛ばして、一人・・車に跳ねられた。表現できないほどの激痛が体に走り、道路に身を打ち付ける
涙が頬を伝い、周りでは悲鳴が煩い。幼馴染のほうを向けば、道路に座って涙を流しながら呆然としてた。
「え・・・み、雅・・?う、嘘でしょ!?」
(あぁ・・なかないでよ・・。助けたのに・・)
「い、嫌だ!!し、死なないでよ・・!!」
「誰か、救急車呼んで!!」
「おい、大丈夫か!?」
煩いよ・・・、死ぬときくらい静かにしろよ・・・
体からは血が大量に流れていて、血が生暖かい。雨で体が冷えてくる。先端がどんどん冷えていく感覚があった
受験勉強頑張ったのに、水の泡じゃないか・・
「しっかり!!」
「頑張って!!」
「み、雅!嫌、いやぁあ!!」
「お、落ち着いて!」
取り乱すなよー・・・
取り乱している幼馴染を見ていると、眠気が襲ってきた。あ、終わりだ
俺の意識は・・シャットダウンした
「あ・・・もう・・」
「・・・そんな・・」
道路に残ったのは、何も移していない瞳をした俺だった
ラッキーカラー
あずきいろ
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ひよこ(プロフ) - aotaka☆さん» いいと思いますよ!同士が増えて嬉しいです><私もテニプリ終わって、新テニプリ始まって結構経ってからはまりましたから!感想・応援どうもです! (2013年5月20日 0時) (レス) id: 17e7830990 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - R。さん» はい、柳生はわざとなのです!パラレルワールドなのでww応援、感想ありがとうございます!! (2013年5月6日 19時) (レス) id: 17e7830990 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - 光姫さん» おぉー!絶対見に行きますね!!楽しみにしています>< (2013年5月6日 19時) (レス) id: 17e7830990 (このIDを非表示/違反報告)
R。(プロフ) - 面白かったですー!!仁王可愛い。あの、逆光眼鏡君は一年の時ゴルフ部でしたよ!!わざとならごめんなさいm(_ _)m。更新頑張ってください (2013年5月6日 17時) (レス) id: 3f29392bfd (このIDを非表示/違反報告)
光姫(プロフ) - 更新待ってます!!それと私も立海の夢小説書こうと思っているのでよろしくです (2013年5月5日 9時) (レス) id: 875531c6c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひよこ | 作成日時:2013年4月25日 18時