55 :猫の導き《研磨side》 ページ10
喉が渇いたから自動販売機でジュースを買おうと道のりを歩いてると体育館の明かりが見えた。
こっそり見ると翔陽達が3対3の試合をしていた。
見るのもそこそこに、再び歩いていると誰かを探すように走る青城のマネージャーの子が居た。
その子は僕を見つけては凄い勢いで走ってきた。
「研磨君だったよね！A見てない？」
「え、あ…見てない……」
勢いに流されるままに返答するが何で俺の名前知ってるんだろうと後から疑問が湧いてきた。
「そっか…何処行ったんだろ…」
どうやらAが行方不明らしい。
「…俺も、探そうか？」
正直クロだったらどうでもいいけど行方不明になったのはAだ。
此処に来るのは初めての筈だし、迷ってもおかしくない。
「本当⁉ありがとう‼じゃあ私あっちの方捜すから他のとこ宜しく‼」
と言ってはまたどこかへ走り去って行った。
ちょうど青城の子が走り去った時、一匹の猫が俺を見ている事に気付いた。
にゃあん、と鳴いては奥へ行ってしまう。
その声はまるで着いて来いとでも言っているようだった。
猫に着いていくと、綺麗な星空が広がる場所に辿り着いた。
木の幹に誰かがもたれかかっていて、顔を見ると静かに寝息をたてて眠るAの姿があった。
寝顔を観察してると、クロから電話がかかってきて、主に心臓が跳ね上がった。
タイミング悪すぎる……
息を整えて電話に出ると、クロはいつもと違う焦ったような声だった。
『おお！研磨！良かった、繋がった！』
「…なに」
『Aが行方不明なんだ！ちょっと研磨も捜してくれ！』
「捜してくれって言われても…A、俺の隣で寝てるから」
『え？』
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紅月 もゆ(プロフ) - セナさん» うわぁああ、ありがとうございます！頑張ります！ (2015年4月2日 1時) (
レス) id: 5811d1b03c (このIDを非表示/違反報告)
セナ - めっちゃ泣きそうになりなした！これからも頑張ってください！！ (2015年4月2日 1時) (レス) id: fcdfab698b (このIDを非表示/違反報告)
紅月 もゆ(プロフ) - 雪ウサギさん» レス遅れてすみませんでした！これからもおうえんよろしくお願いします♪ (2015年4月1日 0時) (レス) id: b75db26532 (このIDを非表示/違反報告)
雪ウサギ - スゴいでした！スゴかったです！面白くて感動ストーリーです！あのツッキーが可愛かった！！これからも頑張ってください♪応援してますq(^-^q) (2015年1月31日 14時) (レス) id: 4d67582c37 (このIDを非表示/違反報告)
紅月 もゆ(プロフ) - 淵源さん» は、ハゲ散らかした！？汗でもありがとうございますー！更新頑張ります！ (2014年12月22日 13時) (レス) id: 52e8f90f4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅月 もゆ | 作成日時：2014年12月19日 16時
