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テン、とボールが地面に落ちる。
それと同時に鳴る笛の音に、勝敗が決まった。
勝者はブラックジャッカルである。
「…‥複雑だな。Aにとったら。」
『…‥まぁ、ね。…‥‥‥‥てか、黒尾はいつからいたの。』
「…え、ついさっき。」
『‥そ。』
腕を組んで選手たちが整列する姿を私たちは見届けた。
今からはファンとの握手会と、写真撮影。
ここからは私も仕事をしないといけないわけで。
『…じゃ、仕事だから行ってくる。』
「…おっけ。」
観客席から階段を下りて、選手たちの方へと向かった。
「‥‥Aちゃん、勝ったで！」
『…うん。すっごい試合だった。おめでとう。』
「…Aちゃんのおかげやで。」
『‥‥‥そんなことないよ。』
頭にポンポンと宮君の手が乗っかる。
その瞬間、観客席の方から黄色い悲鳴が聞こえた。
「何！？ツムツムに頭ポンポンされてるんだけど！？」
「誰！？！？」
などの私に対する批判。
確認ミスだ。
宮君がこういうことをするという予測をしていなかったのである。
‥‥さすがにしないと思っていた。
「‥‥あ、やばいな。」
『…やばいね。』
これは炎上するどころではないだろう。
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ハルスケ(プロフ) - こころさん» うわ！！嬉しいです！！更新したばっかりなのにありがとうございます！！次も楽しんでください！ (4月6日 15時) (
レス) id: 55b59344d6 (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - めっちゃ面白かったです！！お疲れ様でした！次のお話も楽しみにしてす！ (4月6日 15時) (レス) @page19 id: 21b59bfcab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハルスケ | 作成日時：2024年2月26日 17時
