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『…よし、やっとできたぁ‥‥。』
「…ほんとだな、悩んで悩んでできた選手だから、多分大丈夫だろ。」
私と黒尾は背筋を伸ばして資料を閉じる。
そう、やっと選手候補ができたのだ。
今の時間は深夜１２時になろうとしている。
『…お疲れ、黒尾。…ありがとね。』
「…おう、Aもな。…気を付けて帰れよー。」
『…うん。』
私たちは居酒屋の前で別れ、お互いに家へと戻る。
同時に襲ってくる眠気と疲れに耐えながら、一歩ずつ歩みだすのだった。
＿＿＿＿＿
＿＿＿
角名選手候補見たよ。俺の事選んでくれたんだ。ありがと。
朝一発目、角名さんからラインが届いていた。
これまで少ししか喋ったことのない私達だったが、オリンピックを通して交流が増える。
Aいえいえ。オリンピックでは素晴らしい試合を見せてくださいね。
心のどこかで、ワクワクがあふれ出ているような気がした。
4年に一度という珍しい体験を、私も体験できるし、拝見することもできる。
…‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥あれ。
‥‥‥‥‥‥‥‥拝見できないかも。
だって私、試合に出るんだ。
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ハルスケ(プロフ) - こころさん» うわ！！嬉しいです！！更新したばっかりなのにありがとうございます！！次も楽しんでください！ (4月6日 15時) (
レス) id: 55b59344d6 (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - めっちゃ面白かったです！！お疲れ様でした！次のお話も楽しみにしてす！ (4月6日 15時) (レス) @page19 id: 21b59bfcab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハルスケ | 作成日時：2024年2月26日 17時
