第12話 ページ12
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『‥‥最悪。』
好きかどうかもわからないのに、角名君から逃げてしまった。
変な人って思われちゃったかな‥‥。
角名君に引かれたらどうしよ‥‥‥。
ピーンポーン、
『‥‥はーい！』
ぐずっていたベッドから出て、ドアを開ける。
どうせ宅配便だと思っていたから服もパジャマのまんまだ。
‥‥まさか同級生なんて思わなかったのに。
「‥‥！…Aさん、そんな恰好して何してたん？」
『‥‥ッえッ！？…ちょ、‥！待って！』
一度ドアを勢いよく閉めた。
理由はともかく、同じクラスの宮治さんが立っていたからで。
急いで服に着替えて、もう一度ドアを開けた。
『…ご、ごめんなさい‥‥。あ、あの‥、何か用ですか？』
「…あー、突然ごめんな。…宿題持ってきてん。」
『‥‥ッありがとうございます…。わざわざすみません。』
「‥‥はは、全然ええけど。…‥‥ホンマは角名に持って行かそうかと思ったんやけど、あいつなんか、顔真っ赤にして気持ち悪いから俺が来たんや。」
『‥‥角名君…、』
「…‥‥なんか困ってんの？」
『…あ、いえ。別に何も。』
「…ふ〜ん、当ててみていい？俺、分かるから。」
『‥‥‥まぁ、…いいですけど。』
何もないと言ったのに当ててみるという宮治さん。
顎に手を当てて、何かを考えている。
そしてパッとした顔で人差し指を立てた。
「…ずばり、角名も様子おかしいから、Aさんが角名に告白した！！」
『……‥‥？』
宮さんの言葉を聞いてなんとなく違うとも言えない。
正式に告白とかはしていないけど、それらしいことはさっき言ってしまった。
宮選手はびっくりした顔で私を見つめている。
「…ほんまなん？」
『…‥‥違うと思います。』
「…‥‥なんや〜、あいつが舞い上がっとたから告白されたかと思ったわ。」
『…‥あ、あの、舞い上がっていたということは、…喜んでいたと捉えてもいいですか？』
「‥‥ん？別にええんちゃうの。」
もし、本当に私が角名君を好きだったら喜んでくれるのかな。
恋を教えてくれているけど、それ以前に角名君にしかドキドキしていない。
具体的なことは分からないけど、もしこの気持ちがわかったら、
ちゃんと気持ちを伝えなきゃ。
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ハルスケ(プロフ) - 零さん» 零さん！？‥間違えでなければ‥ブラックジャッカルの面倒見役でもコメントしてくださった方ですか？そうであれば嬉しいです！‥これからも頑張ります！ (2月8日 16時) (
レス) id: 55b59344d6 (このIDを非表示/違反報告)
零 - うぅぅ〜！ハルスケさんの作品、大好きですぅ…！もどかしくてそわそわしちゃうけど、それも良いなぁ…って…！ (2月7日 18時) (レス) @page18 id: e8df603e1f (このIDを非表示/違反報告)
紗雪 - ありがとうございます！ (1月21日 21時) (レス) id: 2d0dd09cc8 (このIDを非表示/違反報告)
ハルスケ(プロフ) - 紗雪さん» 紗雪さん！応援ありがとうございます！‥あつむ落ちですか…。う〜ん‥‥、次の作品の主人公をアンケートを取って決めるつもりなので、必ずあつむを入れます！それか、あつむ落ちを作ります！ (1月18日 17時) (レス) id: 55b59344d6 (このIDを非表示/違反報告)
紗雪 - ハルスケさん！侑落ちの作品描いて欲しいです！それといつも応援しています！ (1月18日 3時) (レス) @page9 id: 2d0dd09cc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハルスケ | 作成日時：2023年12月25日 17時
