双子やったなんて聞いとらん【宮侑】 (ページ26)

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番外編｢関西弁｣ページ26

侑side

侑｢そーいえば、なんでAは関西弁で喋らんの？｣

2人で手を繋いで歩く帰り道。

ずっと思っとった素朴な疑問をAに聞いてみた。

貴｢えー？なんか、自然と？あたし、お母さんが東京の人だからかなー？｣

あ、ええこと思いついた。

侑｢なぁー！ほな、関西弁でなんか、喋ってや！｣

俺はイタズラ心から、そう頼んでみた。

すると、Aは｢えー。｣とめんどくさそうな顔して考え込んだあと、

貴｢なぁ、侑ー？｣

侑｢なんや？｣

貴｢めっちゃ好きやで｣(ﾆｯ)

侑｢っ！？///////｣

いきなりこっち向いたかと思うたら、満面の笑みで言ってきよった。

なんやこいつ。可愛すぎやろ！

ムラッと来てしもうたのを我慢する代わりに、思いっきしAを抱きしめた。

貴｢わっ！あ、侑？｣

侑｢…可愛すぎんねん…｣

思わずｷﾞｭｯと力を入れる俺に、ぎこちなく手を回すA。

心臓に悪いから、もう関西弁で喋らすんはやめよ思うた日やった。

やっぱ、定期的に言ってもらお。

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無事移行出来ました！
お騒がせしてすみません。
このまま、雨季で続行したいと思います。
これからもよろしくお願いします！

次回作予告

｢お前と創る家庭に居りたい【宮治】｣

私の初作品である、｢お前の作った飯が食べたい｣の数年後を舞台にまったりほのぼの日常ストーリーを書いていきたいと思っています！

ぜひ、お楽しみに！