8.双子の会話2 ページ8
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結局、土曜日になったのに侑からなんの連絡もなかった。
どうしよう………ほんまにこのまま振られるんかな!?
不安が募る。
一応、住所は教えあってるから地図検索して侑の家に行くことは出来るけど。
そんなんしたらキモいって思われるよな。
朝からずっと携帯とにらめっこしてる。
「A、今日は彼氏んち行くんじゃなかったん?」
姉の葵が話しかけてくる。
「それが……ケンカ、って言うか怒らせてしまってさ。双子の兄弟と間違えたらめちゃくちゃキレられた」
「あはは、うちらも双子やから気持ちわからんでもないやろー!」
まぁそれは私も痛いほど分かる。
葵と間違われたり比べられたりするのは嫌やし………
それがましてや大好きな彼氏だったら、落ち込むと思う。
そっか……侑は。私のこと…好きやから怒ったんかな?
俺様な奴やけど……いろんな女の子が言い寄ってくるのに
私と付き合ってるんやから。
少しは自信持った方がいいかな。
ピンポーン
家のチャイムが鳴る。
「葵、お客さんやで。でてや」
「いやや、面倒やもん。A出て」
「ほなじゃんけんや」
負けた葵はしぶしぶ1階へ降りていく。
侑に連絡……私からしてみようかな。
やっぱり侑を信じたい。
あいつあんなんやから、自分から折れるなんて絶対ないやろうしな。
LINEの画面を開いて文字を打ち始めたとき
「キャッ!!!なにすんねん!!!出てけ変態っ!!」
葵の悲鳴とすごい音が聞こえた。
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茜(プロフ) - 蓮華さん» ありがとうございます!!関西弁もこの話もちょっと自信なかったのでそう言ってもらえて凄く嬉しいです!これからもがんばります。 (2018年6月12日 18時) (レス) id: ac176d995c (このIDを非表示/違反報告)
蓮華 - 完結おめでとうございます!!めっちゃ面白かったです!!私関西に住んでるんですけど、関西弁もしっくりきててめっちゃなんか嬉しかったです笑←これからも応援してます!頑張ってくださいね!! (2018年6月12日 17時) (レス) id: 7a47d30737 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茜 | 作成日時:2018年5月27日 2時