13.侑の精一杯 ページ13
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侑side
あれから、Aとは一切喋ってないし連絡もしていない。
ほんまはめっちゃ…会いたい。でも、どうすればいいかわからん。
謝るっていうたって、何を言えばええんやろか。
スマホを手に取って、悩んでいると
Aからのメッセージが入った。
【うちら、別れるん？】
はぁ？ふざけるな。別れるわけないやろ！
でも……いつも一緒に部室で過ごしている昼休み。
俺は行かなかった。
避けていると思われても…仕方ないよな。
「侑〜！何難しい顔してるん？」
クラスの女がまたベタベタしてくる。
「暑い。離れろ」
「相変わらず、冷たいなあ〜。まあそんなとこがかっこええんやけど！」
部活が終わり、着替えて帰る支度をしていると
サムが近寄ってきた。
「なあ。Aちゃんと何があったん？」
「うるさいわ、お前に関係ないやろ」
「Aちゃんと今日ここで会ったで」
いつも昼休みは部室で過ごしていた。
他の奴らに見られずに、二人きりになれる場所やったのに。
サムに知られたんじゃ、もう使えへんな。
「なんで部室で会ってるん？」
「そんなん、二人きりになりたいからに決まってるやろ」
「そうか。でもそれちゃんとAちゃんに言葉にして言わな、伝わらへんで」
「はっ、意味わからんわ！俺らのことに口出しすんな！」
Aに、別れるわけないやろって返信だけした。
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茜(プロフ) - 蓮華さん» ありがとうございます！！関西弁もこの話もちょっと自信なかったのでそう言ってもらえて凄く嬉しいです！これからもがんばります。 (2018年6月12日 18時) (
レス) id: ac176d995c (このIDを非表示/違反報告)
蓮華 - 完結おめでとうございます！！めっちゃ面白かったです！！私関西に住んでるんですけど、関西弁もしっくりきててめっちゃなんか嬉しかったです笑←これからも応援してます！頑張ってくださいね！！ (2018年6月12日 17時) (レス) id: 7a47d30737 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茜
| 作成日時：2018年5月27日 2時
