青葉城西高校には、二つの歓声が聞こえるらしい。

48.お誘いの話。 ページ48

天童「まー、イイヨ！

Aチャンの裏の顔的なヤツは、黙っててあげるよ〜！」


一瞬、救世主かと思った。



天童「デモね〜？

明日１日、白鳥沢のマネ、シテくれる？」


明日…？


明日は─────────




(音駒マネージャー、姫乃木を潰す日…だと思ってる…。

だから明日は姫乃木は青城のマネだから…

明日青城の隣のコートは烏野。

だから烏野のマネをやろうと思ってたから…)



『ごめんなさい、それは無理です』


天童「エェ〜？イイの？

裏の顔の事言っちゃうよ？」


『…確かに、それも嫌だけど…

……やらなきゃいけない事があるんだ』


覚君の目を真っ直ぐ見つめて、交渉をする。


天童「んー、まぁ、いいよ。

デモ…いつかは来てくれるヨネ？」


『当たり前、でしょ！』


私がそうゆうと覚君はニッコリ笑った。







…あ、ちょっと可愛い。





そして、この体育館に来た意味を思い出す。


あ、そう言えば夕食が出来たから呼びに来たんだった。


1度息を吹いてから、軽く自主練をしている青城･白鳥沢の人達に向かって


『夕食できましたよ！！！！』


と、大声で叫んでおく。



…覚君によると、もう裏の顔は白鳥沢皆に広まってるぽいしね！！


…ここまで来るとヤケクソだよね！！！

49.揉めている話。→←47.名前呼びの話。

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