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そんなの。感動しすぎてどうすればいいのか、分からない。
「きっと、応援してくれるで」
梓がいて、良かった。
梓と友達になれて、本当に本当に良かった。
私、小瀧望に話してみるよ。
すると、「泣いたり笑ったり、忙しいなぁ」ってハンカチを差し出してくれた梓。
また、涙が溢れた。
「あーもう、泣くな!」
そんな優しい梓が大好きで。本当に大好きで。
私たちは壊れない。
だから今度は、大好きな小瀧望に、……言うことを決意した。
***
放課後。今日も小瀧望が靴箱で待ってくれている。
『小瀧望!待った!?』
「いや、全然」
やっぱりかっこいいなぁって、今更惚れ惚れしてしまう。
二人、肩を並べて帰って。
いつ話を切り出そうか迷っていると、
「…ちょっと公園寄るか」
と、何故か小瀧望から誘ってくれた。
どうしたんだろう…と不思議に思いながらも、私は頷く。
その時に、言おう。
ドキドキと高鳴る胸に、決意した。
夕方の公園には、あまり人はいなくて。
私と小瀧望はベンチに座る。
少し沈黙が流れて、それを破ったのは、小さな子供だった。
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さくら - おかえりなさい!お久しぶりの更新すごく嬉しいです!待ってました!小瀧くんかわいい♪これからもみやびさんの描く作品楽しみにしてます♪ (2018年10月30日 6時) (レス) id: 1dade656d2 (このIDを非表示/違反報告)
みきさー(プロフ) - 更新とっても嬉しいです! (2018年10月29日 21時) (レス) id: c0267b3386 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みやび | 作成日時:2018年10月29日 20時