１５７ 白「一年生時」 ページ13
高校一年生時、夏休み。合宿。
参加高校。稲荷崎、白鳥沢、井闥山、梟谷。の計五校。
侑「雪乃ちゃーん、他校に知り合いっておるー？」
雨宮「えー、いない・・・な。たぶん」
嘘である。この雨宮、白鳥沢に思いっきり同業者がいる。しかし向こうの本人が「一年生時はまだキャラ作ってるからマジでやめて。そっちにオタクいても言わないで。話したくなる」とのこと。
角名「あ、いないんだ。じゃあ全員知り合い０だ」
バスから降りてほかの高校と合流する。先程の同業者。白布と目が合う。ぺこりと会釈をして別れる。そして始まる自己紹介タイム。マネージャーは雨宮含めて三人だ。担当を分けることになり雨宮は稲荷崎と井闥山となった。
侑「よかったぁ！雪乃ちゃんうちやー！」
角名「まぁこれで白鳥沢単体とかだったらお前どこのマネージャーだよってつっこむとこだった」
雨宮「白福さん白鳥だけだよ」
角名「あ、やべ」
侑「井闥山ってあれやろ？サクサの」
雨宮「あのマスクでしょ？」
角名「潔癖症らしいよ」
雨宮「ドリンク、作っていいのかな・・・水だけ渡すべき・・・？」
角名「やめてやれ」
そして昼食時、
白布「久しぶり」
雨宮「だねー」
机に隣どおしで座る二人。もぐもぐとトレーにのったものを食べていく二人。侑が目を輝かせてみているのはスルーだ。と言いたいところだが、こっちにきた。
侑「おらんゆうとったやん！白鳥沢のセッター君やろ？どんな関係！？」
角名「あ、それ俺も気になる―」
角名もきた。雨宮と白布は顔を見合わせ、
白布「元カノ」
雨宮「元カレ」
侑「まってなにて？！」
角名「・・・ごめんもう一回いってくれない？」
白布「元カノ」
雨宮「元カレ」
侑「いつ、から？」
雨宮「中学、２年初期・・・？」
白布「そうだね。ほんと２年初期」
侑「はへー・・・」
北(俺、聞いてへんなぁ・・・)
尾白(あ、やばい予感する・・・)
根掘り葉掘り聞かれ、夜・・・。
白布「あ、きた」
雨宮「ごめん遅れた？」
自販機の隣に立っていた白布。駆け寄る雨宮。湯上り二人である。
白布「いや、俺も今きたとこ」
雨宮「うっわ、お決まりのセリフだ。デート回」
白布「昨日あげた小説につかった」
雨宮「タイムリー」
白布「オタクいんの？」
雨宮「二人ね。一人は同業者だよ」
白布「え？誰？名前なに？！」
雨宮「チベスナさん」
白布「うっわやべぇファン！！」
１５８ 雨「パート５で明かされた衝撃の事実」→←１５６ 侑「優しい人」
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るぅ(プロフ) - 安良岡様。この作品で新しい扉が開けました笑ありがとうございました。更新頑張って下さい！ (2020年4月29日 20時) (
レス) id: be2ad56f0c (このIDを非表示/違反報告)
安良岡(プロフ) - 白猫さん» コメントありがとうございます。全部読んでくれてとても嬉しいです！更新頑張ります！ (2020年3月25日 12時) (レス) id: de63d941bc (このIDを非表示/違反報告)
白猫(プロフ) - 1から全部読みました！とても面白かったです！更新待ってるので頑張ってください！ (2020年3月25日 11時) (レス) id: eb111e24a3 (このIDを非表示/違反報告)
安良岡(プロフ) - レモンさん» コメントありがとうございます。何周もありがとうございます！これからも更新がんばります！ (2020年3月2日 11時) (レス) id: de63d941bc (このIDを非表示/違反報告)
安良岡(プロフ) - 千燈篭さん» コメントありがとうございます。全部読んでいただけてとても嬉しいです！これからも更新頑張ります！ (2020年3月2日 10時) (レス) id: de63d941bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：安良岡 | 作成日時：2020年2月2日 17時
