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ストーカー ページ2

下駄箱と階が違うという理由で赤髪から離してもらったけれど…俺は正直見覚えが無いし、面識も無い…


「名前も知らない人だ…」


痴漢とかじゃなくて良かったけれどゾワァっと背筋が震えた。


さっさと教室に行こう…、





in教室


「おー!Aおはよ!」


『おぅ、冬馬おはよ。』


こいつは花崎冬馬。俗に言う幼馴染ってやつだ



冬馬「なんか元気ねぇけど大丈夫か?」



人をよく見すぎる冬馬は俺がいつもと違うことを見抜いていた。



『面識の全くない奴に話しかけられた』


冬馬「お前可愛いもんなぁ…」


『可愛くねぇ…』



同じ学校なら…誰だか調べられるんじゃないか…?


『なぁ冬馬、1年から3年までに赤髪って何人居た?』


冬馬「赤髪?あー前島春汰先輩のことか?」


『前島…あ、生徒会長じゃねぇか』



面識のない人だと思っていた赤髪は生徒会長だと発覚した。



『俺の物って…どういうつもりなんだ…』


学校生活に多少の不安を覚えながら授業に取り組むのだった。

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作者名:美也 | 作成日時:2018年7月27日 10時

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