#言ってる事とやってる事. ページ48
"俺らが優先とかうっさいねん"
"こっちばかりに気を遣うお前に気ぃ遣わなあかんねん"
"こっちの心配も知らへんくせに、負担になってんねん"
そんな彼の言葉がずっと頭を巡る。
確かにうるさかったかもしれない。ウンザリしたかもしれない、ていうか自分が基本的に悪いんじゃないかと瀬波は悩む。
謝った方がいいのだろうか、でも何となく先にキレたのは向こうで自身はそれに乗っかった形。
謝りたくない気持ちが膨らんでいく。
「…廉の言い方はダメだったけど、僕らは皆心配してるからね」
「……知ってるて」
「好きな事して欲しいもん。僕も。」
「…俺がスカウトされたって言った時、廉もやったらええやんとか言ってたやん。皆後押ししたやん」
「うん」
落ち着きを取り戻した瀬波と、眉を下げて心配そうにする�盒供�
静かに話始める彼をじっと見て、�盒兇倭蠶箸鯊任帖８紊捻弊イ砲睛遒礎紊�よう話をする予定でいるのだろう。
瀬波は彼と目を合わせないままポツポツと話をしていく。
「…そんな簡単にはいかへんのやで。
あんま挑戦したくないねん、今が楽しいからそこから抜け出そうとしたくない」
「分かるよ」
「好きな事っつっても、俺はここが好きやし1人での過ごし方も忘れてもうて。
でも夜、居酒屋行った時
「それは廉が悪いね、矛盾してるもん。」
「……海斗くんやって言ってたやん、表に出したくないなぁて。僕は嫌だなぁって。」
瀬波の言葉に�盒兇聾斥佞魑佑泙蕕擦拭�
確かに、言った。もうかなり前の事だ。覚えていたのか、守ってくれていたのか。
申し訳なさと言い訳の仕様がないのとで視線が泳ぐ。
それを確認した瀬波はガタッと椅子から立ち上がり、自身のスマホを手に取った。
「どっち？君らは俺をどうしたいん？
自由にやって欲しいのか、このシェアハウスの枠から出て欲しくないのか」
「…本当は出て欲しくないよ。Aは俺らだけのAがいいもん」
「の割には"好きにして欲しい"だのなんだの、ちょっと自分優先にしたら主に
出て欲しくない割には俺の名前ばかりテレビで出して盛り上がって、なんなん。言ってる事とやってる事が違うやん」
「…ごめん」
「……いや、こっちもごめん。海斗くん悪ないのに。
ちょっと事務所の方と話してくるわ」
そう言うと椅子に座る�盒兇硫�を通り過ぎ、自室へと戻って行ってしまった。
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宮(プロフ) - 名無し43069号さん» わー！！ありがとうございます！励みになりますー！！！！ (2022年12月9日 13時) (
レス) id: eaadcb025a (このIDを非表示/違反報告)
名無し43069号(プロフ) - 超絶めちゃくちゃこのお話好きです！！！！！！！！！！！！！！！ (2022年12月9日 13時) (レス) @page40 id: 1a12019006 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宮
| 作成日時：2022年12月2日 13時
