#海はオフの日. ページ19
今日も今日とて早起きをして皆を送り出す
その中で1人、瀬波と一緒に玄関まで見送りに来る人物がいた。
「今日はどんな事するの？」
�盒恭た佑澄�
今日は彼だけがオフ、グッと伸びをしながら小首を傾げ、瀬波に問いかける。
柔らかい雰囲気、一緒に居て心休まる人物。彼からの問いかけに瀬波は「あ〜…」と声を出しながら色々と考える。
「いつもと一緒。海人くんの昼食作って、昼過ぎに洗濯物取り込んで…晩御飯作って…、あ、1週間分の買い出しもあるかな」
「じゃあ僕手伝うよ」
「ええよ、折角のオフやしのんびりしたら？」
「んーん、俺がいる時はあまり扱き使いたくないから」
そう言う彼はどこか楽しそうで、「へへ、」と柔らかく優しい笑みを浮かべる。
年齢差はさほど無いのに、自分よりもはるかに大人で、でも何処か子供っぽくて瀬波も驚いてしまう。
「じゃあまず買い出し行こ」と言う瀬波の提案に首を縦に振り、�盒兇郎睇曚肇好泪曚鮗蠅砲垢襦�
「Aくんに自由時間ってあるの？」
「あるけど夜が多いで、晩御飯作り終わってから皆が帰ってくるまでの時間」
「でも夜だと何も出来ないじゃん」
「せやなぁ…外行っても店は開いてへんしなぁ、」
外に出てスーパーへ徒歩で向かう。お給料も貰ったし、バイクを買おう買おうと思っていてもその時間が無い為後回しにしてしまっている。
でも2人で徒歩だと店に向かう道中で色んな会話ができる為、意外と好きだったりもする。
店に付き、パックに入った肉を手にして眺める瀬波をじっと見つめる�盒供�
瀬波の頬まである前髪が気になるのだろう、髪に触れ、耳にかけると「どした？」とその丸い瞳に彼を映す。
「いや、前よりも伸びたなぁって思って」
「あー、美容室行ってへんからなぁ」
「今日は僕もいるし美容室行ったら？」
「ん〜、ふふ、考えとく」
丸い目を半月目にし、口角を上げて幼い笑みを浮かべる。そんな自然な笑みに少しだけ胸が高鳴る。�盒兇麓�身の胸に手を当てて、不思議そうに首を傾げた後次の場所へと移動する瀬波の後ろをついて行った。
食費を管理するのも瀬波の仕事。食費、光熱費用の財布を別で取り出し会計を済ませて店を後にした。
どうしてもと聞かない�盒兇棒デ箸�折れる形で、買い物袋を2つ持ってもらっている。
「焼肉の時、オレンジジュース飲んでたけど甘いもの好きなの？」
「好き、めっちゃ」
「そっか、じゃああそこのクレープ屋でクレープ買おうよ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 139人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
宮(プロフ) - 名無し43069号さん» わー！！ありがとうございます！励みになりますー！！！！ (2022年12月9日 13時) (
レス) id: eaadcb025a (このIDを非表示/違反報告)
名無し43069号(プロフ) - 超絶めちゃくちゃこのお話好きです！！！！！！！！！！！！！！！ (2022年12月9日 13時) (レス) @page40 id: 1a12019006 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：宮
| 作成日時：2022年12月2日 13時
