#2. a side ページ2
あの頃、なんて馬鹿なことしてたんやろうと何度も思い出しては自己嫌悪。
蝉の鳴く蒸し暑く嫌な季節。涼しい店の中で治と話していた。
戻れるもんなら戻ってやり直したい、言動全てを直したい。
「A向こうで元気にしとんかなぁ」
「どうなんやろな、案外お気楽にやってるかもやで」
「…それならええけどぉ」
色んな国の選手との試合も一段落。
Aが居なくなって少し経った。俺も後悔はするけど意外と立ち直れるもので。
毎年墓参りは行ってるし、ぼっくん達にも嫌という程話を聞かせている。
その話もう何回目、というのも多く最近は相手にもされてない事が多い。
年末はバレー部だった皆と集まって年を越したり。
Aの話をすると、角名も銀も驚いたように俺を見ていた。
思い出してる、とか思ったんだろう。
「俺来世もAと会うわ、会える気がする」
「もう来世とか考えてるん、依存しすぎやでAに。」
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そこら辺にいる低音野郎、(プロフ) - え、え、ほんとに嬉しいです( ; ; )!!!また読めると思うと楽しみで仕方ないです!!!無理せず頑張ってください!! (2021年12月24日 20時) (レス) id: aed207b57b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:宮 | 作成日時:2021年12月24日 8時