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急いで病院に駆けつけたものの、
愛しい彼女はもう目を開ける事なんて無かった。
悲しいというより、
その感情を通り越して放心状態に近くて。
冷めきってるその部屋で早苗に触れたかった。
けど罪悪感の残る俺の心はそれを許さずに、重い足取りでその部屋を出た。
「裕太君。」
そう声をかけられ振り返ると、
「お母さん…」
早苗のお母さんが立っとった。
これ、早苗から裕太君に。
と言い白い袋を俺に手渡して行ってしまった。
流石に開けんのもな、と思い家で開ける。
そこには一通の手紙と白い箱があった。
手紙は何故か勇気が出なくて、横にある箱を開ける。
「…、」
そこには、輝く一つのネックレスがあった。
まるで、最後に二人で見た流れ星のような。
・
・
なぁ早苗。
俺はこれを貰う資格あるんか？
お前を想う資格あるんか？
なあ教えてくれ
もしも、もう一度だけ時間を戻せるなら、
お前が黙って居らんなっても、
お前を責めんから。
泣きながら立ち去ったお前を追いかけて、
ずっと側におるから。
もう絶対、その手を離さへんから。
だから戻って来てくれや。
また流れ星見に行こうや。
なあ、
「…早苗、！！」
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Honey(プロフ) - さのひな。さん» そう言って頂けて光栄です！有難う御座います！そうだったんですね！私なんか到底まだまだです...泣 (2018年7月12日 16時) (
レス) id: 2fd9802047 (このIDを非表示/違反報告)
さのひな。(プロフ) - Honeyさん» 言葉の使い方がすごく上手で羨ましいです！！私も作品を書いているのですがまだまだだと思いました笑 (2018年7月8日 16時) (レス) id: 1d540c02f4 (このIDを非表示/違反報告)
Honey(プロフ) - さのひな。さん» 有難う御座います！！ご期待に添えるよう頑張りますので、今後ともよろしくお願いします！ (2018年7月8日 13時) (レス) id: 2fd9802047 (このIDを非表示/違反報告)
さのひな。(プロフ) - この作品すっごい面白くて全部読んじゃいました！！めっちゃ続き気になります！！応援してます！！ (2018年7月7日 23時) (レス) id: 1d540c02f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Honey | 作成日時：2018年4月6日 21時
