私の ページ40
直「まだ好きなんだ。
……臣の事。」
核心を突かれて、何も言い返せなくなる。
まだ私が高校生の時、
お兄ちゃんが大学の後輩って言って連れてきたのが、登坂先輩。
「Aちゃん…だよね?
登坂広臣です。よろしくね?」
甘く低く。掠れたような声でそう言われ、
大きな手を差し出されれば、身体は固まったように動かない。
一瞬で恋に落ちた。
綺麗な鼻筋に、切れ長の目。
バックを掴む大きな手や、長く伸びた脚。
直 「A?」
と呼ぶお兄ちゃんの声も聞こえなくて、
臣「…嫌われましたかね笑」
困ったように頭を搔く彼が美しくて、
その瞬間二人の世界に入ったような感覚に陥る。
それが、私の初恋。
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Honey(プロフ) - さのひな。さん» そう言って頂けて光栄です!有難う御座います!そうだったんですね!私なんか到底まだまだです...泣 (2018年7月12日 16時) (レス) id: 2fd9802047 (このIDを非表示/違反報告)
さのひな。(プロフ) - Honeyさん» 言葉の使い方がすごく上手で羨ましいです!!私も作品を書いているのですがまだまだだと思いました笑 (2018年7月8日 16時) (レス) id: 1d540c02f4 (このIDを非表示/違反報告)
Honey(プロフ) - さのひな。さん» 有難う御座います!!ご期待に添えるよう頑張りますので、今後ともよろしくお願いします! (2018年7月8日 13時) (レス) id: 2fd9802047 (このIDを非表示/違反報告)
さのひな。(プロフ) - この作品すっごい面白くて全部読んじゃいました!!めっちゃ続き気になります!!応援してます!! (2018年7月7日 23時) (レス) id: 1d540c02f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Honey | 作成日時:2018年4月6日 21時