検索窓
今日:11 hit、昨日:0 hit、合計:82,958 hit

涙と赤髪 ページ11

『そう…ですか。』




必死に声を絞り出し先輩に目も合わせずそう言った私の顔はきっと周りから見たら酷く無様だろう。





『おめでとうございます。
お幸せになってくださいね。』




臣「え、なんで泣いて…」




泣き顔でぐちゃぐちゃになっている私の顔を
覗き込むように登坂先輩が屈む。



見られたくない、こんな顔。






もう言い訳なんか出来なくて、その場から逃げるように走り去った。






こんなにも好きだったんだ、登坂先輩の事。

改めて突き付けられた現実に溢れ出る涙。









『みっともな…、』


不意に立ち止まった洋服屋のガラス越しに見えた自分の顔に、思わず本音が零れる。







?「ほんまにみっともないわ。」







突然背後から聞こえた声に肩が跳ねる。













『赤髪…。』

中務裕太→←得と損



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (33 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
175人がお気に入り
設定タグ:GENERATIONS , 三代目JSoulBrothers   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Honey | 作成日時:2018年3月24日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。