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ヒョンがふーんと相槌を打ってから無言になったかと思えば、うーん、むむむ、うーん...と不規則に唸り始める。
「ジニヒョン？」
「うーん...あのさ、Aに連絡してみようかと思ったんだけど、迷惑じゃないかなって」
「大丈夫だよ」
「絶対？」
「絶対。俺の勘は当たるから大丈夫」
ヌナはヒョンしか見ていないから。と続けると、
ヒョンは『ジョングガは？俺よりグガと仲良くなりたいんじゃない？』と返してくる。
これは駄目だ、軌道修正しなければ。
「ジョングガは色恋沙汰を持ち込まないようなヌナが欲しかったんだと思うし、ヌナもそれを理解してるから交換したんじゃね」
「あぁ、確かに一理ある...じゃあテヒョナは？」
「テヒョナ？」
「着いてすぐとかずっと話しかけてたじゃん」
「あぁ、テヒョナは連絡先交換してないはず」
テヒョナは聡い。
グクは間を取り持つように動いたが、テヒョナは逆に間を壊さない為に、場を明るくする事...あと、多分ヌナを試した以外に一切のモーションをかけてない。
テヒョナの「もっと沢山知りたい」に返ってきたリアクション次第では、ジニヒョンがこの件を仕事と割り切るよう舵を切っていたと思う。
「意外だね」
「これ以上連絡先に女を増やしたくないんじゃね？で、何て書いて送るか決めた？」
「なるほどね。んーとね、『今日はありがとう！これからよろしくね』でどうかな？シンプルに」
「全然駄目」
削除ボタンを連打して、文字を打ち直す。
「会話続くような文にしないと。はい送信」
ジニヒョンが言われるがまま送信を押し、緊張状態でスマホを見つめている。なんか青春だな。
あぁ、なんか今なら書ける気がする。
やべ、降りてきたかも。
「俺コーヒー取ってくるけどヒョンいる？」
「寝れなくなっちゃうからパス！作業再開？」
「うん。降りてきた」
「そっか！ねえユンギ」
「ん？」
「俺、Aともっと仲良くなって、Aの親友になりたい！！」
そっちか。
「応援しとくわ」
あまりに純朴な年上に呆れながら部屋を後にする。
まぁ、あとは2人でゆっくり距離を縮めていくだろう。
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かぼす(プロフ) - alexandrite_bbcさん» お返事が遅くなりすみません...！もそもそと執筆中ですので、続編もぜひお読みいただけましたら嬉しいです〜！！ありがとうございます！ (2017年11月4日 10時) (
レス) id: 5210469033 (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 続編楽しみに待ってます(*^ω^*) (2017年10月28日 2時) (レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
かぼす(プロフ) - hiroさん» お返事ありがとうございます...！気長に見守っててやってください...！笑 (2017年10月26日 18時) (レス) id: d02a56802a (このIDを非表示/違反報告)
hiro(プロフ) - 引っ越しは大変ですよね。落ち着くまで待ってます♪ (2017年10月24日 0時) (レス) id: 37f0a1ab89 (このIDを非表示/違反報告)
かぼす(プロフ) - hiroさん» コメント&嬉しいお言葉ありがとうございます...！！引っ越しが決まって中々更新できずにいるのですが、隙間を見つけて更新していきたいと思っているので、是非またお読みいただけたら嬉しいです〜！ (2017年10月21日 22時) (レス) id: d02a56802a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぼす | 作成日時：2017年9月10日 22時
