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何かと思ってキッチンに入ると、シンクのすぐ側にスマートフォンが置かれたままになっている。
多分、シンク掃除してそのまま忘れてるんだろうな。
「大丈夫じゃないかも。ジニヒョーン！これいいの〜〜？」
キッチンからジニヒョンを呼ぶ。
「ん？どした〜」
呑気なジニヒョンに、片手に持ったスマホを振って見せ、手渡す。
「あぁ、置きっ放しにしてたの気づかなかった！...ありがと...う、うわぁああああ！！」
「「「「「！？」」」」」
ジニヒョンがスマホを見つめると、いきなり奇声をあげ始めた。
部屋に戻っていたメンバーや買い物袋の中身をまとめていたメンバーもぞろぞろとリビングに集合する。
「え、何、ゴキブリでも出たんですか？」
「違うよ、ジニヒョンのスマホが爆発したの」
「テヒョナもジョングガも適当な事言わないでよ」
「ジニヒョンスマホ壊したの？俺と破壊神同盟組む？」
「なになに〜〜！？」
視線が集まる中、ジニヒョンが顔面蒼白で口を開く。
「A先輩から20分前にカトク来てた...部屋番分からなくて下で立ち往生してるみたい...」
あ、それまずいんじゃない？
「...ジニヒョン、やっちまったな」
お疲れさん、というユンギの声を皮切りに、女の子を待たせるなんて、とかとりあえず返信しましょうよ、とか、みんなが口々に騒ぎ出した。
と、同時にジニヒョンが我に返ったらしい。
「俺ロビー行ってくる！あとはよろしく！！」
ジニヒョンの出した答えは”直接行く”らしく、
バタバタと走ったと思えば(あれ、今棚の角に足ぶつけた？)玄関のドアが勢いよく閉まる音。
「僕たち、何をよろしくされたのかな」
「ありゃ相当パニクってんな」
「ユンギヒョン、あれで一曲書いたらどうですか」
「ジョングガが作詞してくれたら考えてやる」
「嫌です」
ここは32階。戻るまで数分かかるだろう。無事に戻ってくる事を祈りつつ、8人分のグラスを用意しておく事にした。
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かぼす(プロフ) - alexandrite_bbcさん» お返事が遅くなりすみません...！もそもそと執筆中ですので、続編もぜひお読みいただけましたら嬉しいです〜！！ありがとうございます！ (2017年11月4日 10時) (
レス) id: 5210469033 (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 続編楽しみに待ってます(*^ω^*) (2017年10月28日 2時) (レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
かぼす(プロフ) - hiroさん» お返事ありがとうございます...！気長に見守っててやってください...！笑 (2017年10月26日 18時) (レス) id: d02a56802a (このIDを非表示/違反報告)
hiro(プロフ) - 引っ越しは大変ですよね。落ち着くまで待ってます♪ (2017年10月24日 0時) (レス) id: 37f0a1ab89 (このIDを非表示/違反報告)
かぼす(プロフ) - hiroさん» コメント&嬉しいお言葉ありがとうございます...！！引っ越しが決まって中々更新できずにいるのですが、隙間を見つけて更新していきたいと思っているので、是非またお読みいただけたら嬉しいです〜！ (2017年10月21日 22時) (レス) id: d02a56802a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぼす | 作成日時：2017年9月10日 22時
