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あれからずっと広臣は学校に来なくて冬休みに入ってしまった。









一年中続いている広臣への悪口。









私がスーパーの帰り道、公園で広臣を見かけた。









弟くんと楽しそうに遊んでいる。









私はそのまま通りすぎようとすると









「この前のお姉ちゃん!!」









弟くんが駆け寄ってきた。









『こんにちは』









しゃがんで挨拶するとモジモジしてる弟くん。









人見知りかな??









?「すみません」









広臣じゃない声。









顔を上げると









運動会に来てた人だ。顔が整っててカッコイイ。









『いえ、大丈夫ですよ』



















『あの…広臣って…









「広臣ならあそこにいるよ?」









指をさしたほうを見るとベンチに座って携帯を触っている。









久しぶりに見たけど中学生とは思えないほど大人な感じでとてもかっこよかった。









指輪やピアスもつけている。









「あっ!もしかしてだけどさ…









(名字)Aちゃん??」









私の名前を知られててびっくりしたけど家族なんだと思った。









『あっ、はい。そうです!はじめまして!』









「あ〜!やっぱりね!俺はね敬浩!広臣の兄だよ!







それでこいつが弟の広斗。









広臣からさ、Aちゃんの話聞いてて笑









あいつ最近学校サボってばっかでよー」









広斗「臣兄ちゃん、おともだちにパンチとかキックされたっていってたよ!」









『?!』









敬浩「はっ?!それほんと?!」









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作者名:lune | 作成日時:2020年6月4日 9時

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