０.１% ～続編②～《MG》 (ページ10)

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＃５３ページ10

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『今日からお世話になります、キム・Aです。よろしくお願いします。』

「パク・ヒョヌです。よろしくお願いします。」

私の教育係に５つ上のパク・ヒョヌさんが付いてくれる事になった。

パクさんは１つずつ丁寧に仕事を教えてくれて、凄い優しい先輩に出会えて良かったなって思った。

『お疲れ様でした。』

ﾊﾟｸ「お疲れ。キムさん仕事覚えるの早いから、将来有望だね！」

『カムサハムニダ～(笑)』

あっという間に仕事が終わり、スーパーで買い物をしてから帰った。

昨日と同じくミンギュは帰りが遅くなるみたいだったから、お皿にラップをして冷蔵庫に入れておいた。

『あ、そうだ。』

四角いピンクの付箋に、

《お仕事お疲れ様。良かったら温めて食べてね。》

って書いて、ラップの上にそれを貼っておいた。

『いただきます。』

ご飯を食べていると、ﾌﾟﾙﾙと着信音が聞こえた。

『…ヨボセヨ？』

MG「あ、A。」

電話はミンギュからで、何かあったのか聞くと、私の声が聞きたかっただけらしい。

" 何してたのー？"って聞いてきたから、"ご飯食べてた" って言った。

MG「俺の分ある？」

『うん、ラップして冷蔵庫に取っておいたよ』

MG「やった～、帰ったら食べるね！」

そう言うと電話の奥から、" 練習するぞ～ "って声が聞こえて " じゃあ、そろそろ切るね。おやすみ" って言ってきた。

『頑張ってね。おやすみ。』

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