０.１% ～続編②～《MG》 (ページ8)

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仕事は明日からだから、今日は１日何もない。

ミンギュはお昼に仕事に行ってしまって、１人で散歩に出掛けることにした。

しばらく家の近くを歩いていると、隠れ家のような喫茶店があった。

中に入ってみると、マスターが１人で切盛りしていて、前に働いていたバイト先を思い出した。

ﾏｽﾀｰ「いらっしゃい」

『ここのオススメって何ですか？』

ﾏｽﾀｰ「お勧めは挽きたての珈琲だよ」

『じゃあ、それを１つ下さい』

カウンター席に座って、携帯を読みながらコーヒーが出てくるのを待っていた。

数分後、コーヒーのいい香りがしてきて、目の前に淹れたてのコーヒーが出された。

『…美味しい。』

ﾏｽﾀｰ「ありがとうございます」

『私、ここに通っちゃいそうです(笑)』

ﾏｽﾀｰ「いつでもお待ちしておりますよ」

それからマスターと沢山話して仲良くなった。

すっかり日が落ちて、買い物をしてから家に帰ると、ﾋﾟｺﾝとメッセージが入った。

ミンギュ今日は遅くなりそう。

ミンギュ先に寝てて。

メッセージはミンギュからで、泣き顔のスタンプとともに送られてきた。

夜ご飯を少し多めに作って、タッパーに少し取っておいて冷蔵庫に入れた。

『…いただきます。』

１人だけの食事。

慣れてるはずなのに少しだけ寂しかった。

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