０.１% ～続編②～《MG》 (ページ14)

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＃５７ページ14

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『ただいま～…っわ、』

MG「おかえり」

『…ただいま。帰ってたんだね』

MG「今さっき帰ってきた」

玄関のドアを開けた途端、ミンギュが私に飛びついてきたから思わず後に倒れそうになったけど、それは大丈夫だった。

ミンギュはまだ私服のままで、メイクは落ちてたけど髪はセットされたままだった。

MG「さっきの男の人誰？」

リビングに行って私がソファに座った途端、いきなりそう聞いてきた。

私が " 会社の上司だよ "って言うと、納得していないのか、私の隣に座って " 本当に上司？"って言ってきた。

『もう、本当だって！心配しすぎ』

MG「だって、手繋いでたでしょ？」

『あー…あれは、お財布を出そうとしたら止められただけ。』

MG「それだけ？」

『それだけ。』

異常に心配してくるから、" 本当に何もありません！" って、ミンギュの手を握りながら、目を見て言った。

MG「分かったよ…。でも、あんまり近付かないようにね」

『うん。分かった』

その後、ミンギュが "一緒にお風呂に入ろう " とか言い始めたけど、なんとか言いくるめた。

MG「えー、一緒に入りたかったのに…」

『だめ！先にミンギュ入ってきて！』

MG「…はーい」

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