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「てか、照、ここ来れたの？」
「んーん。ふっかと！」
「へ？ふっか？」
目を丸くする翔太。
「覚えてる？小さい頃入院した時一緒だった」
「当たり前じゃん。え、まじ？」
「道間違えてふっかの学校の方に歩いていったみたい」
「まじか！うわ！」
「あのね、ふっかとゲームした！ひーくん泣かなかったよ！」
ほっぺたに涙の跡をつけてウサギの目をしたひーくんの泣いてないアピールに翔太は笑った。
「そかそか。照、偉かったなぁ」
「っ、うん！」
今度はひーくんが翔太にくっつく。
「にぃにっ！」
ひーくんの背中をポンポンしながら翔太がこちらを向く。
「ぇと、迷惑かけてすいません」
「そう思うなら無理はしないこと」
「はい…」
「食事はきちんとバランス良く、夜更かしはなるべくしない。ね？」
「……っ、はい…」
「ふふ。なんだか昔に戻ったみたいだね」
「…それはやだ」
「さすがに今日はお母さんに迎えに来てもらおうね」
翔太とふっかのお母さんに連絡するようラウにお願いすると、準備万端だったらしくすぐに「はぁい」と返ってきた。
外は未だ雨。
目を覚ましたふっかと翔太が無事再開を果たし、お迎えまでの時間いっぱい昔話に花を咲かせて、ひーくんが「つまんなーい」って俺の膝の上に来るまであともう少し。
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うの(プロフ) - ぽんさん» コメントありがとうございます。細々と更新していきますので暇な時はまた読みに来て下さいね!(^^)! (2022年8月9日 16時) (
レス) id: 312a545c23 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん - 突然コメント失礼します。密かに読ませてもらっています。紫さんの出てくる作品が好きです。こぎつね、もしや紫さんもレギュラー参加の予定ですか？可愛いですね。これからも色んな短編集を楽しみにしています。 (2022年7月30日 15時) (レス) id: 06d404138f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うの
| 作成日時：2021年11月1日 11時
