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いっぱい食べた蓮と真逆の何も食ってないダンゴムシ君は絶賛体調不良中。
「息苦しいね。酸素上げようか」
ギャッジアップしたベッドにだらんと体を預けたふっかはなすがままで、それでもカニューレから出る酸素を嫌がり口呼吸。
「ふっか？頑張ってお口閉じようね」
ふっかは涼太に促され紫になった血の気のないかさついた唇を薄く閉じた。
「お、上手上手。ちゃんと吸えてるね」
少し赤みが戻ってきた唇を確認して振り返る。
「康二、ふっかがもしこれ外してたら教えてくれる？」
「おん」
涼太に言われて、オーバーテーブルにプリントを広げていた康二は小さく頷く。
「今日は何のプリント？」
「漢字練習」
「おー。綺麗に書けてるね、すごいじゃん」
「やろー？」
涼太に褒められた康二はふふんと得意げに鼻を鳴らす。
「りょーたせんせの手ぇ、あったかい」
頭を撫でた涼太の手にほっぺたをくっつけて、康二はくすぐったそうに笑った。
しばらくして、ふっかの再検と康二のミルクの準備のために居室に行くとお互いのカーテンが閉まっていた。
康二のベッドは空っぽ、
てことは…
シャッ！と勢いよくふっかのカーテンを開ける。
ふっかのベッドサイドに康二がいて、2人仲良くゲーム中。
「お、しょうたじゃん。何？」
血の気のない真っ白い顔でふっかが首を傾げる。
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うの(プロフ) - ぽんさん» コメントありがとうございます。細々と更新していきますので暇な時はまた読みに来て下さいね!(^^)! (2022年8月9日 16時) (
レス) id: 312a545c23 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん - 突然コメント失礼します。密かに読ませてもらっています。紫さんの出てくる作品が好きです。こぎつね、もしや紫さんもレギュラー参加の予定ですか？可愛いですね。これからも色んな短編集を楽しみにしています。 (2022年7月30日 15時) (レス) id: 06d404138f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うの
| 作成日時：2021年11月1日 11時
