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「は？朝?」
「そー。正直に言ったんだからこれ以上はもう聞かないでね」
プイッと布団に入ったふっかはダンゴムシ状態。
「とりあえず夕食下げるな」
ダンゴムシのふっかは一旦置いておいて居室を出る。
はぁー、とため息を1つ。
元々色が白く血の気の感じられないふっかは症状があってもあまり顔に出ないタイプ。
周りの空気を読んで色々隠してしまうふっかだからこそもっと注意しておかないといけなかったのに。
「涼太、」
「ん？」
声を掛けると、涼太は俺の持っているお膳を見た。
「…それ、ふっかの？」
「そう。今38.3℃」
「高いね。ここ代わってくれる？」
「うん」
涼太に代わりに蓮の食事のお手伝いをする。
「たつやくん、おねつ？」
所謂、病弱児と呼ばれる子ども達の中では、蓮はパクパク食べてくれる超優秀児。
「そ。ふっかご飯食べないから」
「ごはんたべないと、おねつ？」
そう聞きながら蓮は全ての食器を空っぽにした。
「りょーたせんせのおやさい、おいしかったぁ！」
「そっか。先生が聞いたら喜ぶね」
「いっぱいたべたから、れん、あしたもげんき！」
くふふ、と蓮が笑う。
その小さい頭をくしゃくしゃと撫でた。
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うの(プロフ) - ぽんさん» コメントありがとうございます。細々と更新していきますので暇な時はまた読みに来て下さいね!(^^)! (2022年8月9日 16時) (
レス) id: 312a545c23 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん - 突然コメント失礼します。密かに読ませてもらっています。紫さんの出てくる作品が好きです。こぎつね、もしや紫さんもレギュラー参加の予定ですか？可愛いですね。これからも色んな短編集を楽しみにしています。 (2022年7月30日 15時) (レス) id: 06d404138f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うの
| 作成日時：2021年11月1日 11時
