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「ッ、何すんだよ、っ!」
大貴が顔を真っ赤にしてからようやく引き剥がす。
「ヨクなかった?」
「っ、ざけんなッ、何なんだよッ!」
ゴシゴシと袖口で唇を拭う大貴を見て、唇を親指の腹で撫でてそいつは呟く。
「・・・ふぅん。」
・・・え?
ソファからフラフラと降りて、覚束ない足取りでこっちににじり寄ってくる。
「・・・見てたろ、あんた・・・欲しかったんだろ?」
白い指先がツーッと俺の布越しのモノを撫でた。
そのまま、首筋を辿り、唇へ。
頬に掌を這わせ、その綺麗な顔が接近してくる。
ゴクリ。
喉が鳴る。
でも、俺の唇とそのぷっくりと濡れた唇が合わさることはなかった。
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うの(プロフ) - みるみるみるきーさん» ありがとうございます(^^)とりあえず不幸のどん底に突き落とされる伊野尾氏を書きたいと思い立ちまして…w楽しんでもらえるよう頑張ります(*´д`*) (2017年11月19日 12時) (レス) id: 3d74acb6bc (このIDを非表示/違反報告)
みるみるみるきー(プロフ) - うわーー!!うのさん!お久しぶりです!!なんとも、おやおや?どーした?どーなる?なにがあったのー?と、とても続きが気になります。 (2017年11月18日 22時) (レス) id: 40e0ecae06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うの | 作成日時:2017年11月18日 21時