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開演は19:00。会社員としては本当に有難い時間だ。
30分前になると整理番号順にライブハウスに入る。
俺と洸人の番号は1と2だった。さすがすぎるよバンドマン。
勿論 純喜くんを見るためにどセンターに行った。正直ワクワクしている気持ちが勝っていたから30分弱待つことなんて全然苦じゃなかった。
開演の時間になると会場全体が真っ暗になり、何かが始まることを示唆する。
そして出囃子が流れながら、メンバーが続々と登場する。
最初に出てきたのはドラム担当の景瑚くん。超絶かっこいい。後ろでも拍手と女の人の黄色い声が聞こえる。
次にベース担当の翔也くん。真ん中で分けた長い前髪から覗く目や雰囲気は男女問わず色んな人を虜にするんだろうな。
次に俺(たち？)のお目当て、純喜くん。最前ドセンだろうがこっちを見て欲しくて他の人みたいに「純喜くーん！！！」と叫んだ。それは純喜くんのことを1ミリも知らない洸人もだ。
てっきり俺は、この3人だけだと思っていた。
でもまだ、マイクスタンドとギターが純喜くんの隣に置いてある。
と、少し間を開けて入ってきた、女の人。
彼女が入ってきた瞬間、空気がガラッと変わった気がした。
鳴り止まない拍手と聞こえてくる「Aちゃーん！」の歓声。それに応えるように微笑む彼女。
これが、俺と君の出会いでした。
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今西(プロフ) - なゆさん» コメントありがとうございます！1番好みだなんて嬉しいです🥹🥹 (3月19日 18時) (
レス) id: d724b1b13b (このIDを非表示/違反報告)
なゆ(プロフ) - いに関連の作品で1番好みな作品です…！！！限界オタクの柾兄かわいい！！陰ながら応援してます₍ᐢ‥ᐢ₎ ♡ (3月17日 14時) (レス) id: 7189e7022c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：今西 | 作成日時：2024年3月15日 16時
