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「ありがとうって伝えたいのは俺の方だよ。いつでも笑顔にさせてあげたいって思ってるのに気がついたら笑顔にさせてもらってる。今日だってそうだよ」



「もう、ジスが泣くから私もうるっとしちゃうじゃない!」



「本当に本当に愛してる。ずっとずっと」



「うん、わたしも愛してる」



毎日のように伝えていて、毎日のように聞いているこの言葉も私たちには心がこもってる。



まるで今日がこの言葉を伝えられる最後の日かのように。



「今日は行きたいところがあるんだけど連れ出しても良い?」



「うん、どこいくの?」



「内緒。着いてからのお楽しみ」



珍しく自分で運転をしてきたようで助手席に座らせてもらえば行き先の知らないドライブが始まった。



「しばらくまた会えなくなる。活動期間に入るんだ。だからまた一つ思い出作らせてね」



「ホントにどこ行くの?」



「んー、ヒントはAが行きたがってた場所」



ジスにどんなことを話したっけ。



音楽を聴きながら、途中に休憩を挟みながら思っているよりも遠い場所を目指しているようだった。



車を走らせること2時間半。



目的地が近いことに気がついた。



「もしかして海....?」



「一緒に来たいって言ってたでしょ?俺もそう思ってたから叶えたくて」



「でも人が多いんじゃ...」



「もう海を泳ぐ季節でもなくなったし、陽が沈みかけてきてる時間帯だから人もいないよ」



人が多い場所は目立つから行くことができなかった。



車を降りて海を見渡せばジスのいう通り人はいないようだった。



「ちょうど良いタイミングだよ、ほら。今日は天気が良いから太陽が沈んでいくのがよく見える」



海の向こう側に沈んでいきそうなオレンジ色の夕日が私たちを照らす。



あまりにも綺麗な景色で心が浄化されていくよう。



「また二人でここに来ような」



夕日が沈んでしまっても、しばらく海辺に座ってお話をしていた。



夏が過ぎ去り秋の入り、暑くも寒くもない心地いい風がそよそよと吹き抜けていく。

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設定タグ:seventeen , セブチ , ジョシュア   
作品ジャンル:恋愛
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miwol(プロフ) - るるるさん» いえいえ!終わりを迎えさせていただきました!ここまで楽しく読んでくれてありがとうございました!思ったようなエンディングを迎えてあげることができず....またシュアを書ける機会があれば幸せなシュアをご提供しますね^_^ (2020年7月26日 23時) (レス) id: 1e4145c4eb (このIDを非表示/違反報告)
るるる(プロフ) - miwolさん(*^^*)お返事ありがとうございます…!シュア編…彼の純愛に私まで涙が…(TT)あともう少しで終わってしまうのは寂しいですが、楽しみにしています…! (2020年7月25日 23時) (レス) id: f77ccef066 (このIDを非表示/違反報告)
miwol(プロフ) - るるるさん» コメントありがとうございます!シュアペンさんなんですね!ごめんなさい..実はもうこのお話はこのまま終わらせるつもりで...この後少しシュア編を付け足していくのでそちらでお楽しみいただければと... (2020年7月22日 0時) (レス) id: 1e4145c4eb (このIDを非表示/違反報告)
るるる(プロフ) - はじめてコメントさせていただきます!ジョンハンの長編から読ませていただいて、一気に読んでしまいました!素敵なお話ですね(*^^*)シュアペンなので、幸せになってほしいです… (2020年7月20日 16時) (レス) id: f77ccef066 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:miwol | 作成日時:2020年2月1日 23時

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