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118.-ミンギュ- ページ18

薬を片手に慌てて家に戻るとさっきよりもダルそうにしているヌナが玄関で座って出迎えてくれる。



「ヌナ!なんでこんなところにいるの!!ベッドでおとなしくしてて」



「ごめん、どこも薬局やってないよって伝えようと思ったのに出ていっちゃったから。ここまで来て立てなくなっちゃった...」



「ほら、薬、ミンハオのとこに取りに行ってきた」



力なく座り込んでいるAヌナの肩を抱きかかえてベッドまで運ぶ。



あれ、少し痩せたかな。



水と一緒に薬を手渡せば素直に薬を飲み込む。



「どこか痛い?頭は?」



「うーん、熱でだるくてわからないけど多分大丈夫」



「今日は早く寝て、明日仕事無理そうならお休みしてよ」



ヌナが眠りにつくまで隣で寄り添って、寝たことを確認して立ち上がろうとしたら服の袖をギュッと掴まれる。



「あれ、まだ眠れてなかった?」



「1人にしないで...」



こんな風に甘えてきてくれるのは雷の時以来だった。



ギュッと僕の服の袖を掴んでいるヌナの手を握って「大丈夫、ここにいるよ」と安心させてあげる。



「あのね...私の気持ち伝わってなかったらごめんね。愛情をしっかりあげられてなかったならごめんね。素直じゃなくてごめんね」



急にまた涙を流しながらそんなことを言うAヌナ。



「急にどうしたの?」



「ちょっと勇気出して素直になってみたくなったの。いい?」



「ん?」



「あのね...サランへ...」



初めて聞いたAヌナからのサランへは暖かかった。



「僕も変な意地はってごめん、僕もサランへ」



その日はギュッと繋いだ手を離すことなく眠りについた。

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設定タグ:セブチ , ミンギュ , seventeen   
作品ジャンル:恋愛
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miwol(プロフ) - chiiさん» 読んでいただきありがとうございます!私の言語力がなかったり、打ち間違いなども多くて読みにくい部分もあったかと思います...ごめんなさい(>_<)この話に関しては少し見切り発車で書きながら考えてたので話の内容の辻褄があってないところもあったかもしれません... (2020年9月1日 23時) (レス) id: 1e4145c4eb (このIDを非表示/違反報告)
chii(プロフ) - すごく好きなお話でした……!ミンギュが可愛くて可愛くて……1つ疑問なのですが、最初公園で会ったシーンで運転免許証をミンギュが出してましたよね、、後から運転免許証また取るの不思議だなと思いました(>_<) (2020年8月28日 22時) (レス) id: 25fd861f87 (このIDを非表示/違反報告)
miwol(プロフ) - 梨さん» 読みにきてくれてありがとうございます!^_^ こんな嬉しいお言葉まで...これからも読んでくれたら嬉しいです!! (2019年4月21日 1時) (レス) id: 1e4145c4eb (このIDを非表示/違反報告)
- 毎日投稿ありがとうございます!いつも楽しく拝見させていただいてます!最高! (2019年4月20日 8時) (レス) id: 38bd35519a (このIDを非表示/違反報告)
miwol(プロフ) - ぶさん» うぅ、ありがとうございます!ちょっと更新滞り気味ですけど頑張って更新していきますね^_^ 今後もお願いします! (2019年4月14日 1時) (レス) id: 1e4145c4eb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:miwol | 作成日時:2019年4月7日 2時

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