＊Don't wanna lie and cry again＊ (ページ4)

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episode4 ページ4

付き合うことになってからというもの、久しぶりの恋愛だからかやっぱりこういうのも悪くないなと思っていた。

あんな出会いで、あんな始まり方だったにしては、俺たちの性格はぴったしで似たもの通しなのか意見もよくあった。

俺たちが付き合うことになったことをミンギュに伝えれば自分のことのように喜んでくれた。

「Aちゃん、彼氏いたんじゃなかったの？！」

「あー、あの指輪？ダミーだったんだって。魔除みたいなものだろ」

「なんだよー、それ知ってたら俺だってAちゃん狙いだったのにー。ヒョン、別れる時には教えてくださいね」

さっきまで喜んでくれてたのに本心はそれかとミンギュのおでこを指で押し除けた。

「そんなん、いつになるかも分からないし、別れることもないだろうから違う恋でも探してな。それにミンギュみたいなやつが近づいてこないようにの魔除なんだから」

「うわぁー、惚気ちゃって。ウォヌヒョン、おめでとうございます！大事にしてあげてくださいね」

「お前に言われなくてもわかってるっつーの。ありがとな」

この話をAにすれば大爆笑してた。

「ミンギュくんでも良かったかもなー、背高くてイケメンだし、人懐っこくて親しみやすいから」

「やっぱり男好きだろ」

「嘘だって、怒った？もしかして嫉妬しやすいタイプ？」

「うるさい」

「わぁー、怒ってる！かわいい」

「あーもう、うるさいなぁー。だから俺のこと嫉妬させるようなことするなよ、めんどくさいぞ」

「こんなかわいい姿見れるなら嫉妬されるのも悪くないなぁ...」

そんなこと言う奴にはお仕置きだとAのほっぺを両方つまめば「ごめんなさい」と可愛い顔して言ってくるから許してやった。