ベタだけど。2 (ページ6)

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よんじゅうななページ6

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「スチョン、今日もドヨン先輩たちのとこ、」

「そっか…」

あれから数日経ったけど、スチョンは私たちと、というか私と完全に距離を置いて、すっかり別行動になってしまった。

私も私でまたサークルをサボりがちになった。

スチョンがここにいないと、付き合ってる2人と一緒に3人でご飯とか食べるの、すごく申し訳なくなるな…

ユラとジェヒョンくんはそんなことないよって言ってくれるけど、それでも2人の邪魔して悪いなって思っちゃうし、やっぱり4人のときがすごく心地よかったんだなと、改めて思った。

「私、明日から違う友達と食べるね？」

「もう！気にしなくていいって言ったのに！」

「そうだよ、俺たちいつメンだし？」

「『いつメン』って言葉まだ使ってる人いたんだ」

「悪いですか～？」

「はは、ありがとう2人とも。
でも、友達が誘ってくれたから、」

「そっか、なら、仕方ないか」

「また戻って来いよ？」

「うん、もちろん！」

友達が誘ってくれたとか、本当は全部嘘だけど。
スチョンがここに来なくなった原因が私なのに、私は2人とずっと一緒にいるなんて何だかやっぱりずるい気がして咄嗟に嘘をついてしまった。

また4人に戻れるまでは、我慢しよう。

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