【呪術廻戦】精一杯の声を君に【狗巻棘】 (ページ12)

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11話ページ12

その後も楽しくお喋りをしながら、4人で楽しい時間を過ごしていて、気がついたら外は真っ暗になっていた。

野薔薇｢え、もうこんな時間！？そろそろ寝る準備しないと！｣

虎杖｢マジで！？俺課題やってねえんだけど！？｣

伏黒｢そろそろ帰るか｣

『そうだねー。ホントに今日はありがとう！』

野薔薇｢当然よ！｣
虎杖｢おう！｣

『伏黒くんは特にありがとう！餓死せずにすんだよ笑』

伏黒｢ああ。どういたしまして｣

『うん！』

また笑った伏黒くんに、私も笑顔を返す

野薔薇＆虎杖｢………｣

ふと野薔薇ちゃんと虎杖を見ると、2人とも伏黒くんを見てポカンとしていた。

『ん？2人ともどうしたの？』

野薔薇｢…伏黒、あんたそんなに笑う人だっけ？｣

虎杖｢俺らの前では常に無表情なくせに…｣

伏黒｢んなっ…お前らっ！｣

嫌なところを突かれたのか、伏黒くんは赤面しながら2人を睨んでいる。

伏黒くんって、私と話してるとき結構笑ってるけど？

まあ、無表情な時間の方が長いけど

『伏黒くん、結構笑う人だよ？』

野薔薇｢そんな訳ないじゃない！私らの前だと、ずっとお通夜に来た人みたいな顔してるわよ！｣

虎杖｢それな！…もしかして、Aの前だからかぁ！？｣

伏黒｢はああ！？｣

…………へ？

私の前だから…？んん？

『それ、どゆこと？』

野薔薇｢伏黒、マジか…｣

『いや、何が！？』

なんか誰も答えてくれないんだけど…

伏黒｢な、なんでもねえから！じゃあA、また明日な！｣

『う、うん。また明日』

いや、ホントにどういう事だったの…？

野薔薇｢はあ…伏黒のやつ、図星かよ…。Aちゃん、また明日ね！｣

虎杖｢おやすみー｣

『う、うん。おやすみ…？』

うん。ホントに何だったの？

(まあいっか。お風呂入って早く寝よう…)

痛む足を引きずりながら寝る準備をして、布団に入ると、耐え難い眠気に襲われた。

まあ、今日1日大変だったからな…
しょうがないか

まぶたを閉じると、私はすぐに眠りについた。

呪術廻戦のほう１ヶ月更新してなくて1人で笑ってました