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11 【藤ヶ谷side】 ページ12
北「っていうか、なんで俺の部屋鍵持ってんの？」
「えっと…俺もよくわかんないんだけど、ワタにもらった鍵が、ここの鍵だった。」
北「…あいつらぁっ」
「ん？なにが？」
北「…なんでもない。まず、横尾さんに聞きに行こっか。」
「そうだね、ワタの部屋どこなのかな？」
横「呼ばれる前に来てますがー？」
北「はぁ？！」
「すごいね、みんな北山の部屋に来るじゃん 笑」
北「笑い事じゃねえよ！横尾さん、なんでここに？」
横「いやーみっちゃんのScreamが聞こえたからね。」
「あーごめん、俺のせいだわ。」
北「いや、お前は悪くねぇよ。横尾さん、藤ヶ谷に渡した鍵の番号がここだったらしいんだけど、」
横「うん。」
北「うんじゃないから。え、故意なの？」
横「恋なの。」
北「…わざとなの？」
横「はい。」
「え、」
北「はぁ…だよねぇ。で？」
横「DE？」
北「…この部屋を俺らで使えと？」
横「だって4部屋しかないし。しょーがないの！」
「そうなの？！」
北「マジかよ…」
横「とりあえず荷物ここにおいて、俺の部屋に来て。1番狭い部屋ね、右の右。あ、この部屋の右が宮玉、左がニカ千だから。」
北「…わかった。部屋着に着替えて軽く変装して行くよ。」
横「よし！じゃ、待ってまーす♪」
「はーい…」
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作者名：桜桃 | 作成日時：2022年9月24日 19時
