ある特務課のおはなし※画像有 ページ1
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安吾side
この世界には
��異能力��
というものがあって……
それを保有者する人間のことを
この世界では
��異能者��と呼ぶ。
異能者の待遇は様々で
ある国は崇拝対象
ある国は労働対象
まあ……
日本はどちらかと言えば後者
昨今は異能力者を
疎ましきモノとして扱うことは
下火になってきていて
異能力者が異能力を駆使して
この世界に奉仕する……
そんな企業のあり方を、日本では許している。
「Aさん、3分経ちましたよ」
「はあい……」
ただでさえ戦後の日本は
混沌を極めているというのに
異能力が一般に知られてからは
悪質な犯罪も右肩上がりで……
異能特務課の職員が休める時間は
ほとんど無いに等しい。
4徹した頭の鈍痛は
一周回って全身を蝕む。
僕は慣れているので
あと2日は保ちそうですが……
「お顔の色、少しマシになりましたね」
「帰りたいよう……
マイスウィートホームに……」
Aさんの顎をそっと持ち上げ
寝不足からくる隈の刻まれた
その目元を撫でる。
こうすることで血行が良くなる……
という気休め程度の処置をして
「スウィートはどうだか……。
今年に入ってから僕も自宅に
帰った回数は片手で足りるでしょうし……
家は此処です」
Aさんの頬から手を離す。
✥
http://uranai.nosv.org/uploader/common/1/6/d/16d35748b702e83b4b989baef12a860e.jpeg
中津 A
異能力
「███」
判読 不可能
効果
– 反射
異能に限らず
自身を害するモノが触れた際に
自動的に反射する
単純な異能力
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はな(プロフ) - 私も待ってます！ (2022年4月9日 23時) (
レス) @page5 id: 769fe6ecc6 (このIDを非表示/違反報告)
凛月 - 初コメ失礼します！この作品、とても面白いので、これからも更新頑張ってください！応援しております！ (2020年7月30日 0時) (レス) id: 50b8d2a48c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やみこ。 | 作成日時：2020年7月4日 13時
