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これは…。
『私の変な写真で笑おうとしてます？』
「笑えるなら尚いいね」
『…自分の写真、一枚もないです』
こんな事があるのなら、変なのでもいいから自分の写真撮っておくんだった。
…いや！変なのはだめだ。見られたくない。
心の中で自分にツッコミを入れてたら、ソクジンさんが私の隣に立ち、少し屈んだ。
真横に綺麗な顔がある。
すごく、近い。
気を抜いたら心臓止まりそう。
「じゃ、はい」
声に促されて掲げられたスマホに顔を向けると、
シャシャシャシャシャッ
「連写になっちゃった」
と、自分の失敗に笑うソクジンさん。
「あ、これにしよ」
画面を覗き込むと、完璧な笑顔の横に突然の事に対応出来てない、ぽやっとした表情の変な顔が写っている。
『だ、ダメです！こんなぼんやりした顔！』
「そこがいいんだよ」
私の意見は退けられ、あっという間に登録されてしまった。
「Aさんにも送っておいたよ。あ！お揃いにする？」
私の手からスマホを取り、流れるような早さで登録されてしまった。
「今の写真をロック画面にしたから」
『うわぁ！…と、いうかパスワードなんで知ってるんですかっ』
「隙だらけだから。他の人の前では気をつけなよ？」
そんな言葉を残し、またお仕事に戻っていった。
嵐のような一連の出来事に、まだ頭が追いつけずに。
ぽーっとしてしまう。
黒い画面をチョンッて、押すだけで現れるソクジンさんと私。
自分の顔に苦笑いしてしまうけど。
並ぶ二人は楽しそうに見えて…。
幸せだと思った。
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lia(プロフ) - nasahiさん» 楽しみなんて言って貰えて嬉しすぎて私がきゅんきゅんしております✨あたたかいコメントありがとうございます (3月19日 19時) (
レス) id: 2f80daa520 (このIDを非表示/違反報告)
nasahi(プロフ) - いつも楽しみにしてます✨ソクジン推しなのでソクジンメインのお話が見れて嬉しいです(*^^*)きゅんきゅんさせていただきありがとうございます (3月19日 15時) (レス) @page43 id: 30d7aaf159 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：lia | 作成日時：2024年1月23日 5時
